「値段問題で傷つく同人作家を減らすために」 同人誌と商業誌の制作過程を比較したイラストがわかりやすいと話題
知っておきたいオタ知識。
» 2019年02月19日 18時03分 公開
[戸部マミヤ,ねとらぼ]
同人誌と一般書籍の制作過程を比較したうえで、「同人誌の価格設定は本当に高いのか?」について解説した画像がTwitterで注目を集めています。同人誌の価格を巡る議論が紛糾して以来、同人作家に脅迫まがいのメッセージが送られてしまう(関連記事)といった問題が増加していました。
出版社の資金が制作費にあてられる一般書籍に対して、同人誌は基本的に個人の活動です。人気作家でもなければ数十部〜数百部での刊行が一般的で、こうした少部数での印刷は印刷費も割高になってしまいます(大量印刷のほうが印刷会社のコストがかからないため)。
部数が少なければ、そのぶん売上金額も少なくなります。遠方からイベントに参加する場合は交通費や宿泊費も必要ですから、完売してなお赤字になってしまうことも。絵を描いたり、アイデアを考えたりといった作業期間にも給料が支払われるわけではありません。同人活動は「楽しさ」と「愛」で成立しているのです。
もちろん出版社に勤める編集者も血のにじむような思いで本を作っていますが、やはり「部数や販売の規模が変われば価格も変わる」のは間違いないでしょう。
投稿者のマスクねこ(@maskneco)さんは、心を傷めるクリエイターが減ることを願ってイラストを描いたといいます。
コメント欄には「これみて同人誌作家さんに頑張ってと思いました!」「“小ロット生産”の割高さが問題なのよー(泣)」といった感想が寄せられていました。
画像提供:マスクねこ(@maskneco)さん
advertisement
関連記事
- 匿名メッセージサービス「マシュマロ」 同人作家に対する「脅迫」への対策強化を表明
同人作家が断筆宣言をするなど、波紋が広がっていました。 - アニメ化するも作画崩壊、絶版 → 自費出版で根性の復活 苦難を乗り越え描き続ける漫画の作者に話を聞いた
そして2巻も発売。 - 想像で描いた「100年前のポケモン図鑑」がもはや学問 今すぐ博物館で展示されるべき荘厳な完成度
ハードカバータイプでほしい。 - こんな組み方があったのか! 「プラレール」日本最高のガチ勢がレール美を追求した同人誌「パパママのためのプラレール線形幾何学」がすごい
家庭に1冊、常備すべきレベル。 - 「日本人の9割は90%」「IQが5億にアップしました!」 同人CD特設サイトが宇宙的センスでトレンド入りの快挙
5000兆円のところが今だけ500円! 99.9999999999999%引き!!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
“月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
-
“プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
-
100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
-
「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
-
鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
-
「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
-
日本人ならなぜか読めちゃう“四角形”に脳がバグりそう…… 「なんで読めるん?」と1000万表示
先週の総合アクセスTOP10
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」