刀は映画やミュージカルのように逆手持ちでも斬れるのか? 居合道場の師範がスパーン!っと証明
恐ろしいまでの技と刀の切れ。
» 2019年02月25日 13時20分 公開
[沓澤真二,ねとらぼ]
古くは「カムイ伝」や「ルパン三世」、最近では「刀剣乱舞」など、創作の世界には刀を逆手に持つ剣士がしばしば登場します。あの難しそうな構えで本当に相手を斬ることはできるのか、居合の師範が実践で証明して見せました。わずか数秒で巻きわらがスパーン!
柳生新陰流に連なる勇進流の道場、勇進館京都支部の師範が、門下生の疑問に応えて実践。相手の攻撃を左手で払いのける動作を見せたのち、背中のほうに隠していた刀を下方から振り上げ、見事な逆袈裟斬りで巻きわらを両断しました。さらに、返す刀で相手の首元を刺すとどめのしぐさまで。一連の流れが、すばやく美しく恐ろしい。
あまりにも華麗な技に、リプライでは「強い!」「かっこいい!」「変移抜刀霞斬りだ!」と感動する人が多数。「攻撃の回避・反撃・とどめの一撃が数秒の技に集約されている」「刀身が身体や袖に隠れていてギリギリまで見えず、避けにくいところが恐ろしい」と、技の合理性に感心する声もみられます。
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