「風来のシレン」スマホ版発売にファンから「アスカ見参」望む声 復活はないのかスパイク・チュンソフトに聞いた
いまだ最高傑作と名高い“アスカ”。いまならSteamなどですぐに再販できそうですが……。
2月26日、スパイク・チュンソフトが「不思議のダンジョン 風来のシレン」のスマートフォン版を近日中に発売すると発表しました。ファンにとってはうれしい知らせのはずですが、少し違った声も一部で上がっているもよう。それが、「アスカ見参」の移植や再販もしてほしい、というもの。
「アスカ見参」とは、「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」のこと。2002年にドリームキャスト用のソフトとして発売され、同年にいくつかの追加要素を取り入れたWindows版も発売されました。2000年にNINTENDO64用に発売された「不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!」の外伝となります。
「アスカ見参」はスパイク・チュンソフトが発売してきた「不思議のダンジョン」シリーズのなかでも評価が高く、今現在でも根強い人気を誇るソフト。全体的なゲームテンポの良さや豊富なダンジョン数、そしてWindows版の追加ダンジョンの絶妙な高難易度ぶりなどが熟練プレイヤーをもうならせたようです
しかし、販売終了後から評価が上がってきたこともあり、現在Amazonなど通販サイトでWindows版は3万円前後のプレミア価格がついています。こうした状況から「アスカ見参」の再販や移植を望む声は以前から上がり続けているのですが、ネット上では「版権問題で再販は無理」といったうわさもあり、諦めているような声も。
果たして今後再販などの予定はないのか、スパイク・チュンソフトに話を聞きました。
―― 「アスカ見参」の再販や移植、リメークを望む声が根強くありますが、その予定はないのでしょうか。
スパイク・チュンソフト:「アスカ見参」が人気なことは把握しておりますし、社内でもそういったプロジェクトを立ち上げてはどうかという声はあります。しかし、諸事情により進めにくい、というのが現状です。具体的なプロジェクトは現状立ち上がっておりません。
―― ネット上では版権の問題が原因ではないかという声もあるのですが事実でしょうか。
スパイク・チュンソフト:それもありますが、版権の問題が全てということではありません。「版権を含めた諸事情」が理由です。
―― 通販サイトなどでプレミア価格がついていることは把握されていますか。
スパイク・チュンソフト:はい、把握しております。
―― 今ならSteamなどでWindows版を簡単に再販できそうですが、そういった形でも難しいのでしょうか。
スパイク・チュンソフト:そういった話自体が現状では出ておりません。
やはり“アスカ再見参”となるまでの道のりは険しそう、というのが現状のようです。シリーズファンは、「シレン」シリーズをプレイしながら、気長に待ちましょう。
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ゲイズの「既読……か……」もいい味。
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