「ただのフェイクニュース」 恐怖映像で子どもに自殺を促す「モモ・チャレンジ」はデマだった
一部では警察が注意を促すなどの騒動に。
自傷行為を要求し拒めば呪いをかけるという「モモ・チャレンジ」が、英国を中心に子どもたちの間で拡散していると、北アイルランド警察などが保護者に警告しています。しかし、専門家や慈善団体の調査が行ったところによると「モモ・チャレンジ」が蔓延しているという情報は誤りだったと発覚。実体は、大人たちの間で起きたモラル・パニックだったようです。
※以下、一部ホラー画像を含むためご注意ください!
そもそも「モモ・チャレンジ」とは、何だったのでしょう。「モモ」は、異常に飛び出した眼球と巨大な口を持つ妖怪のような生き物。モモと称する人物がメッセージアプリ「WhatsApp」から連絡をしてきて、挑戦(チャレンジ)を指令してきます。YouTubeやゲームアプリに現れるといった情報も。指令内容は、暴力や自傷など危険行為を含んでおり、「ロシアでは130人のティーンエイジャーたちが亡くなったことと関連している」といううわさまで流れていました。
こうしたうわさが子どもを持つ大人たちの間で広がった結果、「Manchester Evening News」や北アイルランド警察などが注意喚起をする事態に至ったと、海外メディアは報じています。しかし、調査が進むにつれて、モモ・チャレンジが広まっているという事実は存在しないとわかってきました。子どものネット教育を推進する「The UK Safer Internet Centre」はフェイクニュースであると主張しており、モモが出現するとうわさされていた子ども向けアニメ「ペッパピッグ」のYouTube動画においても、その事実はないとされています。
反道徳的な事態に、人々が過剰に反応してしまうことをモラル・パニックと呼びますが、モモ・チャレンジもそれに当たる現象だったようです。ただし、自殺防止のための相談所「Samaritans」や児童虐待防止を推進する「NSPCC」では、モモ・チャレンジによる実際の被害は確認されていないものの、情報に触れることで、弱い立場にいる人が自傷行為について考えてしまう可能性があると警告をしています。BBCでは今後の対策について、「不要な警告を防ぐため、大人たちがこの都市伝説が語り継がれるような情報のシェアに気を払うべきだ(To avoid causing unnecessary alarm, parents should also be careful about sharing news articles with other adults that perpetuate the myth.)」と、意見しました。
関連記事
目を閉じたくなる恐怖映像……! ハンググライダーに初挑戦の男性 → ハーネスが固定されてなくて危機一髪
※高所が無理な人は閲覧注意です!「Wi-Fiつけないで2時間動画みてもうた!!」 1コマ漫画「ほんとにあった怖い話」が怪奇現象無関係で本当に怖い
そして絵をよ~く見ると、やっぱり普通に怖い。「世界一スッキリしない動画」第2弾が最高にモヤモヤ すべての“やってみた”が直前で終わるシーンの連続
ディレクターズカット版はどこですか!?「VHSは限界だから呪いのYouTuberになる」 貞子と伽椰子の女子会ギャグ漫画がコワくて笑える
ホラー……なのか……?ダークファンタジーのラスボス感ある……! 海外のアーティストが作った巨大な幽霊船が思わず息をのむかっこよさ
恐怖を感じる優美な“終末の方舟”に圧倒されよ!「昔、本屋で出くわしたぶつかり男」の漫画 新宿駅の“女性にわざとぶつかる男”動画がきっかけで「私もやられた!」の声続々
怖いけど、できるだけ家族や友人、警察、お店の人などに相談したいそういうサイトじゃねえからこれ! 名作Flash「こ~こはど~この箱庭じゃ?」TASという闇の深い競技が誕生
一瞬で闇に飲まれ忘れ去られる行太。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
職場で21歳上の女性上司に“一目ぼれ”→猛アタックして交際&年齢差を乗り越え結婚 夫妻が波乱語る
伊勢丹で販売の高級バレンタインチョコに「カビによる汚染」発覚…… 回収・返金へ
「悲しみに暮れてる」 サイゼリヤがメニュー改定→“定番商品”消滅にショック広がる 「大好きだったのに」
そうはならんやろ! あどけない女の子が約45年後には…… “とんでもないギャップ”に爆笑 「立派に育ってw」
最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
咳き込んでいたら、愛犬が寄ってきて…… ぽとりと置いたぬいぐるみに「なんて優しい子」と大反響 1年後の現在、飼い主に話を聞いた
父は時任三郎、母は元モデルの“33歳俳優”が「ダンディー」と話題 海外生まれで大卒後に俳優として活躍中
不要になったペットボトルに種をまき、3カ月育てたら…… 驚きの成果に「すごっ!」「素晴らしいアイディア」
母が7歳娘のために“ほぼ100均コーデ”を手作りしたら…… 信じられないクオリティーに驚き「マジすごい」「おしゃれすぎ」
- 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
- 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
- “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
- 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
- 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
- サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
- ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
- 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
- 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議