ニュース
» 2019年03月09日 17時50分 公開

千鳥を使った岡山県の広告が「まるでジブリみたい」と話題に “クセがつよい”デザインの狙い、県に聞いてみた

これは良い広告じゃぁ。

[Kikka,ねとらぼ]

 お笑いコンビ「千鳥」の二人が起用された「晴れの国おかやま」の広告デザインが「まるでジブリみたい」と好評を博しています。かわいらしくも“クセがつよい”広告が誕生したいきさつを岡山県に聞きました。


岡山県 復興 西日本豪雨 千鳥 ジブリ風で話題の岡山県の広告

 「東京や大阪もええけど、の〜んびりするんなら、岡山じゃ。」というメッセージと共にニッコリとほほ笑むノブさんと大悟さんのイラストが描かれているのは、2017年から岡山県が進めている「晴れの国おかやま」の広告。

 2月28日から3月2日までお台場特設会場で開催された「東京マラソンEXPO2019」会場で、この広告を使用したビニール袋(「おかやまマラソン」のPR資料入り)が配布されると、「ジブリみたい」「かわいい」「ほしい!」と話題を呼びました。


岡山県 復興 西日本豪雨 千鳥 「出演/千鳥 大悟・ノブ あなた」になっているところがさらに良い

 ねとらぼ編集部ではこの広告を制作した岡山県総合政策局公聴広報課 晴れの国イメージアップ推進班を取材。ジブリ風のデザインが生まれた理由などを聞きました。

「ハレウッド」って何? 岡山県に聞いた

――「千鳥」のお二人が起用された広告がSNSで話題になっています。

岡山県はい、把握しています。

――千鳥のお二人をジブリ風に描いたのはなぜでしょうか。

岡山県「ハレウッド」をキーワードに岡山県の観光地や特産品をPRするために「おかやま晴れの国大使」の千鳥さんに協力してもらい、映画風のポスターを4種類(アニメ映画風のポスターの他にパニック映画風、青春映画風、SF映画風)を作成しました。今回話題になっているアニメ映画風のポスターは、岡山県北部の蒜山地域の雄大な自然やのどかな風景をイメージして作成しました。なお、デザインしたのは、ジブリ関係者ではありません。


岡山県 復興 西日本豪雨 千鳥 SF映画風

岡山県 復興 西日本豪雨 千鳥 青春映画風

岡山県 復興 西日本豪雨 千鳥 パニック映画風

――ハレウッドのコンセプトを教えてください。

岡山県天候の良さなどから、近年岡山が映画などのロケ地に選ばれることが多くなっており、「晴れの国おかやま」の「晴れ」と映画の都「ハリウッド」にかけた造語が「ハレウッド」です。岡山県では2017年から「ハレウッド」というフレーズでPRを行っており、その他にも観光や特産品、移住などの、新しくて、ワクワクすることが生まれる場所であることをアピールするのが目的です。

 また「ハレウッド」をキーワードに映画風のPR動画を作成しておりますので、ぜひご覧ください! 現在、最新作「となりの岡山田くん」他4本のハレウッドムービーを公開しております。前野朋哉さんが監督を務めた「となりの岡山田くん」は、豪雨災害で岡山が大きな被害を受けた後、高校生たちが力をあわせ、岡山を盛り上げるためのPR動画を作る青春映画風です。千鳥さん、ブルゾンちえみさんにも特別出演していただいています。

「となりの岡山田くん」岡山県PR動画 #ハレウッド

――ハレウッドビニール袋を配布している場所はありますか。

岡山県現在配布の予定はありません。

――最後に西日本豪雨災害ではつらい思いをされた岡山県ですが、復興状況はいかがでしょうか。

岡山県災害発生から8カ月が経過しようとしていますが、今なお深い爪あとが残るとともに、多くの被災者の皆さまが仮設住宅での生活を余儀なくされており、復旧・復興の実現には、まだ多くの時間を必要とする状況です。岡山県では、被災者の課題やニーズを踏まえながら、各種施策にスピード感を持って全力で取り組むことにより、被災者の皆さまが一日も早く住み慣れた地域で、普段の生活を取り戻し、希望を持って安心して暮らせるよう復旧・復興対策を最優先に進めていきます。


 近年柔軟な発想のPR活動を行う行政が多い中、ユーモアあふれる広告で注目を集める岡山県。これからも楽しい広報活動に期待したいですね。

岡山のご当地アイドルSha☆inが歌う西日本豪雨復興チャリティーソング「僕は君を全力で笑顔にする」

(Kikka)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2011/29/news029.jpg 漫画版「幼女戦記」作者が職業を隠し漫画教室に通う話が喜劇 先生「あなたはKADOKAWAに向いてそう」
  2. /nl/articles/2011/28/news042.jpg 「ぺりかんになりたい」「キングコブラを飼育してほしい」 無茶ぶり質問にガチ回答する「イングランドの丘」の飼育員さんが話題に
  3. /nl/articles/2011/29/news007.jpg 鍵を閉めずに出かけて帰ってきたらナイフを持った友人が…… 施錠の大事さが分かる漫画に鳥肌が立つ
  4. /nl/articles/2011/28/news034.jpg もし「鬼滅映画キャラが実は全員俳優だったら」を描いた撮影現場漫画にほっこり 「好きな世界観」「優しい世界」と話題に
  5. /nl/articles/2011/29/news005.jpg 「リアル岩合さん」「すごいニャンコがあらわれた!」 ファインダーをのぞく子猫カメラマンに才能があふれている
  6. /nl/articles/2011/28/news003.jpg 「そこにいないはずの弟の呼び声」「体をまたがれる感覚」……怪奇現象に見舞われた漫画家の体験談漫画にぞっとする
  7. /nl/articles/2011/29/news009.jpg 視力を与える代わり、10年後に命をもらう―― 悪魔と契約した盲目の少女、暖かくも切ない結末に涙
  8. /nl/articles/2011/29/news038.jpg 『クッキングパパ』塩盛りサラミを酒で流し込む“内臓破壊飲み”回話題に → 公式が即座に無料公開
  9. /nl/articles/1907/22/news088.jpg 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  10. /nl/articles/2011/29/news002.jpg ゾンビになったおじいちゃん(享年22歳)が孫のためにがんばる 笑えてホロリとくるコメディ漫画がステキ