吉本芸人がエアコンクリーニング会社を創業!? 「ラフ・コントロール」重岡が“社長芸人”になった理由
“エアコンを長持ちさせる方法”も聞いてみました!
吉本興業所属の芸人が3月1日にエアコン専門のクリーニング会社「世田谷クリーン」を立ち上げ、「2足のわらじで頑張って欲しい ……!!」「ピッカピカにしてくれそう」と話題になっています。社長のラフ・コントロールの重岡謙作さんを取材しました。
2000年4月に重岡謙作さんと森木俊介さんで結成されたラフ・コントロールは、「ルミネtheよしもと」などの劇場出演や「水曜日のダウンタウン」(TBSP系列)の前説などで活躍するコンビ。元暴力団構成員という異色の経歴を持つ重岡さんを天然ボケな森木さんがつっこむスタイルで人気を博しています。
突然のエアコンクリーニング会社設立宣言
「突然ですが3月に会社を立ち上げることが決まりました」――重岡さんが突然の会社設立宣言を行ったのは2月20日のこと。ツイートから間もなく、「出張範囲はどこまでですか」「料金はいくらからですか」といった問い合わせのコメントが寄せられたほか、1100件以上の“いいね”が集まり、重岡さんという芸人が「社長として歩みだすこと」に注目が集まっています。
ねとらぼ編集部では重岡さん本人に取材し、なぜエアコンクリーニングに特化した会社を立ち上げたのかを聞いてみました。
――ご創業おめでとうございます! 芸人さんがエアコンメンテナンスの会社を始めるというのは珍しい気がするのですが、何かきっかけがあったのでしょうか。
重岡:相方の森木の弟が八王子で「フォースクリーン」というエアコンクリーニングの会社をやっていて、そこで人が足りないときにお手伝いで作業をしていたのですが、やっているうちに他の業者の人に教えられるぐらいの技術が身についたので、「自分で会社をやってみよう」と思い、起業しました。
――エアコン整備に関する技術はどうやって身につけられましたか。
重岡:相方の弟の会社で7〜8年ほどやっていたので、色んなエアコンを分解しているうちに自然と技術が身につき、分解出来ないエアコンはないようになってきました。
――これまでに担当したエアコンの整備台数はどれぐらいでしょうか。
重岡:数えていませんが3000台は優に超えていると思います。
――今このタイミングで起業されたというのは、どういう思いからですか。
重岡:芸人として売れてないのでお笑いの仕事は少ないですし、42歳でバイトをしていても……という考えと、副業ではなく、芸人もエアコンクリーニングも両方本業にしても成立する時代になったと思ったからです。
――相方である森木さんも“スーパーアルバイト”として「世田谷クリーン」に関わられるとのことですが、他にも芸人さんなどを雇う予定などはありますか。
重岡:はい。急な仕事や年齢などで芸人はバイトをやりにくいので、スケジュールやお金の面でも芸人にとっても都合の良い会社にして、お互いに助け合っていける会社にしたいです。
――エアコンのクリーニング・メンテナンスの料金っておいくらぐらいなのでしょうか。
重岡:環境によって多少変わってきますが、家庭用の壁掛けエアコンのクリーニングの場合は、普通の壁掛けエアコン1万2000円、お掃除機能付きエアコン1万8000円、業務用天井埋め込み型エアコン2万5000円、室外機5000円、換気扇(大)5000円、換気扇(小)3000円(各税別)が大体の料金です。「2台目からは割引き」など台数によって割引き料金でやらせていただいたり、料金についてはご相談に乗らせていただきます。
――現時点ですでに問い合わせなどは来ていますか。
重岡:はい。ありがたいことに、まだ準備前ですが15件ほどクリーニングの依頼をいただいています。
――最後にご家庭でできる“エアコンを長持ちさせる方法”などがあればぜひ教えてください。
重岡:夏場はエアコンを止める前に送風モードで運転することで少しでもカビを防げますし、定期的にフィルター清掃をしてエアコンに負担をかけない様にする方法も有効です。1年に1回程度クリーニングすればキレイに長く使えると思います。
3月15日には営業で使用する第1号車も納品されたとのことで、本格的な営業も間もなくスタートする「世田谷クリーン」。笑いで人の心を磨き、技術でエアコンを整備する重岡さんのこれからを応援したいですね。
(Kikka)
関連記事
- 漫画家メシ:漫画家ってどんな食生活? 『響〜小説家になる方法〜』作者の執筆現場を取材、大ファンという“けやかけ”話も
“漫画家はどんなご飯を食べて執筆に励んでいるのか”に迫る「漫画家メシ」。 - 欅坂46「不協和音」「サイマジョ」はどうやって誕生したのか 作曲家「バグベア」に聞く“ヒットの裏側”
「サイレントマジョリティー」「不協和音」などの作品で知られる「バグベア」に「作曲家になる方法」などを聞きました。 - 「私生活でもアリをリスペクト」 映画「アントマン&ワスプ」主演のポール・ラッドが注目ポイントを紹介
「次回作があるとすれば何を大きくしたいですか?」と聞いてみました! - 同一人物ってウソでしょ? M-1出場のお笑い芸人、「ゆにばーす」はらの“詐欺写真”が目を疑いたくなるクオリティー
かわいいは作れる(確信)。 - SNSで話題沸騰のお菓子「#平成最後のグミ」はなぜ生まれた? メーカー取材で分かったシンプルすぎるパッケージの理由
パッケージだけじゃなく中身のグミもちゃんとおいしい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「言葉が出ない」 TDL「スペース・マウンテン」現在の状態は…… 変わり果てた“衝撃的な姿”が423万表示
-
「やりすぎだろ」 M-1王者が通販サイトでの「非公式グッズ」販売に抗議…… 運営謝罪「申し訳ございませんでした」
-
藤本美貴、“豪華なクリスマス夕食”公開 2枚目には夫・品川庄司の“激変した姿”も……「一瞬びっくりした」
-
パパに娘を任せて風呂から先に出たママ、ふと浴室を振り返ると…… 衝撃展開が400万表示「ホラーすぎ!」「うちの子も……」
-
ホロライブ・鷹嶺ルイ、クリスマスイブに“悲しすぎる理由”で配信を終了し泣く 「そんなことある?」「悲しいエンディングでしたね…」
-
生え際が後退し、数年髪を切ってない男性を理容師がカットしたら…… 驚がくの大変身が1400万再生「彼の人生まで変えちゃった」「すごすぎて涙出た」【米】
-
辻希美の長女・希空、“完成度高いクリスマスケーキ”披露 杉浦家6人そろった“豪華すぎる料理”にも反響
-
“27歳差夫妻”、妻の母親に妊娠報告したら……涙を浮かべて まさかの「パパと同い年のおばあちゃん!」が誕生
-
【編み物】淡い色の毛糸を時間をかけてひたすら編むと 芸術品のような仕上がりに脱帽「美しすぎる」
-
毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
- 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
- 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
- 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
- “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
- 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
- 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
- トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
- “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」