Renta!でマンガ全巻が無料でもらえるチャンス! ねとらぼ編集部が選ぶ「イッキ読みしたい漫画」13選
全部マジで面白いやつです。
電子書籍のレンタルサイト「Renta!」が会員500万人を突破したことを記念して、抽選で100人に“好きな漫画を全巻プレゼント”するキャンペーンを実施します(※一部コンテンツを除く)。3月20日〜25日に新規入会した人が対象。また、外れた人の中から1万人に好きなタイトルの1巻目がプレゼントされます。
せっかく全巻もらえるならなるべく面白い漫画が欲しいのが人情というものです。ということでねとらぼ編集部の漫画愛好家たちに「イッキ読みしたいおすすめ漫画」を選んでもらいました。
たろちん
- 『ドラえもん』(全45巻)
僕が人生で初めて買った漫画がドラえもんの13巻で、文字通り擦り切れるまで読みました。アニメはもちろん最高ですが、藤子・F・不二雄ワールド全開の漫画版も国民的名作です。
「きみはじつにばかだな」など意外と毒舌なドラえもん、「今もってる自転車はきらいだ! 乗れないから」とシュールなギャグセンスを炸裂させるのび太、「(マンガの人気が落ちるけど)2ページほどやる!」とメタ発言をしてからお説教を始めるパパなど原作ならではの魅力が満載。アニメでは「愛」の要素が強いドラえもんですが、原作ではF先生流の「毒」がピリッとスパイスのように効いていて、人生を深く学べる漫画になっています。
Kikka
- 『僕だけがいない街』(全9巻)
悪いことが起きるとその原因が取り除かれるまでタイムリープを繰り返してしまう青年漫画家・藤沼悟が、過去に行って自分や家族、友人を襲う悲劇を回避しようとするサスペンス作品。2016年には藤原竜也さん主演で映画化もされました。
全9巻と巻数が少ないのでサクサクと読み進められるし、展開が早いので、「漫画は苦手」「ミステリー小説が好き」という人にこそ読んでほしい作品です。
- 『響〜小説家になる方法〜』(既刊11巻)
出版不況にあえぐ文芸業界に、圧倒的な才能を持つ15歳の少女、鮎喰響(あくいひびき)が現れたことをきっかけに次々と事件が巻き起こる――というストーリー。1話1話の終わり方が秀逸で「とにかく早く続きが読みたい!」となるタイプの作品です。
2巻からはジェットコースターに乗っているかのような予測不能な展開が続くので、あっという間に最新刊まで読み切れると思います。なお作者もかなりぶっ飛んでいるので、よければ以下の記事も読んでみてください。
- 「平手さんも響も、ウソがつけない人」 漫画『響 〜小説家になる方法〜』作者が語る平手友梨奈と主人公の魅力
- 漫画家ってどんな食生活? 『響〜小説家になる方法〜』作者の執筆現場を取材、大ファンという“けやかけ”話も
イッコウ
- 『シグルイ』(全15巻)
隻腕の剣士・藤木源之助と盲目の剣士・伊良子清玄の真剣による御前試合はなぜ開催されたのか――という視点から描かれる時代劇漫画。「隻腕の剣士の刃は骨を断つことが出来るのか? 盲目の剣士の刃は相手に触れることが出来るのか?」という問いに対する「出来る 出来るのだ」という答えはあまりにも有名。
真剣で斬り合うシーンが多い関係上残酷な表現もたくさんあるが、筋肉の動きや血の一滴一滴まで緻密に描かれていて逆に美しい。藤木、伊良子の2人はもちろん、師匠の岩本虎眼、虎眼流師範の牛股権左衛門、御前試合を催した徳川忠長など全ての登場人物が狂気を持っているのも『シグルイ』の魅力の一つ。
黒木貴啓
- 『乱と灰色の世界』(全7巻)
大人サイズの靴をはくとその年頃にまで成長できる女の子・乱を中心に、魔法使いが人間社会で巻き起こす大騒動を描いた作品。乱は早く大人の仲間入りがしたくって靴を履いてはやんちゃを繰り返していましたが、ある男性と運命的な出会いを果たし、さらには巨大な脅威から彼と町を守らねばならなくなります。
最終的にはタイトル通り“灰色の世界”が訪れてしまうのですが、そこで自分に何が足りなかったのか乱が気付き、前進していく姿は必見。「大人になる」ってどういうことなのか。歳を重ねるだけではなく、どう生きて、どうなることが人間の成長なのかを、魔法、家族愛、恋、戦いなどさまざまな要素をからめて全7巻に収めた大傑作です。
山下ラジ男
- 『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(既刊14巻)
自意識過剰でコミュニケーション能力も低く、ひねくれていて自己中心的で変態な女子高生、黒木智子はいわゆる「ぼっち」だ。そんな、もこっち(黒木智子のあだ名)の数々の奇行により、学生時代のツラい記憶や共感性羞恥が刺激され読者が大変なことになってしまうコメディー漫画、というのが7巻までの「わたモテ」。
そして、そんな読んでいるこっちが辛くなってしまうほどの「ぼっちネタ」を描ける高い精度の観察眼と描写力を持った作者が、女の子同士の人間関係を描いたらどうなるのか、というのが8巻以降の「わたモテ」である。当然、めちゃくちゃ面白い。
8巻以降、もこっちは周囲の人間と急速に仲を深めていきますが、そのたびに「モブキャラ」「いやなやつ」「リア充」と記号的に見ていたキャラクターにも名前があり人間関係があり悩みもある1人の人間であることに読者は気付かされます。この読み進めていくうちに灰色の世界が少しづつカラフルになっていく感覚は他ではなかなか味わえないので「前にアニメだけ見た」という人もこの機会に少なくとも8巻までは読んでみてほしいです。
- 『SHAMAN KING THE SUPER STAR』(既刊1巻)
シャーマンキングってまだやってるの? はい、そうなんです、やってるんです。しかもマガジンで。
というわけでさまざまな大人の事情を経て、何度目かの復活を遂げたシャーマンキング。シリーズ20周年の節目に始まったのがこの『SHAMAN KING THE SUPER STAR』。『シャーマンキング』主人公・麻倉葉の息子、麻倉花が活躍する話を描いた『シャーマンキングFLOWERS』、のさらに続編となるお話です。こう書くとちょっとややこしいですが要するに全部読めってこと。
内容的には、武井先生の読み切りデビュー作『デスゼロ』の主人公が霊として登場するなど、昔からのファンにはアツい展開も。なんにせよハイセンスなデザインのメカ、O.S(オーバーソウル)、そして美少女をこれからも見られるというのが自分的にうれしいポイントです。
もちろん無印の『シャーマンキング』(全35巻)もキャンペーンの対象なので、昔読んでいたという人もこの機会に最初から読み返してみるのも手ですよ。
青柳美帆子(ねとらぼGirlSide)
- 『むこうぶち』(既刊49巻※)
※Renta!の場合(2019年3月現在)。原作は既刊50巻
麻雀漫画の金字塔。1980年代、一晩で数百万がやり取りされる“裏レート賭け麻雀”が行われる卓に、どこからともなく現れる黒服の男・傀(カイ)。年齢も本名も生い立ちも一切不詳なその男は、圧倒的な強さで「人鬼」と評されていました。
金に魅入られて破滅していく打ち手、プロ麻雀の世界で生きる打ち手、自分なりのプライドと誇りを背負う打ち手――バラエティーに富んだ人間とその雀風が毎回登場しますが、そのいずれも傀がなぎ倒していきます。傀の「御無礼」というセリフが発せられたとき、もう誰にも傀を止められない。麻雀版水戸黄門のような作品です。
ヤバい人間が出てきて麻雀をする→なぜかその卓に座っている傀→ヤバい人間がちょっと勝って調子に乗る→傀が御無礼を放ってボコボコにする、が基本テンプレート。傀はすごいので、トラックの中でも、地方のさびれた雀荘でも、雪の山荘でも、なぜか「打てますか?」とやってきます。麻雀を知っているとより楽しいですが、麻雀を知らなくても「傀はすっごく強い」ということだけはバリバリにわかるので大丈夫です。
50巻と長寿連載になると、傀に敗北し人生を変えられてしまった男たちの人間関係や人となりも変化していくのが楽しいです。また、先述したテンプレを崩すイレギュラーな展開をする話は大体名作。「世にも奇妙な物語」のような雰囲気のある「悪夢」(20巻収録)「白夜」(23巻収録)は神回なのでぜひ……。
- 『薬屋のひとりごと』(既刊4巻)
舞台は中世の後宮(日本の江戸時代と中国の後宮的世界観をミックスしたような世界観)。花街で薬屋をやっていた少女・猫猫(マオマオ)は、人さらいによって誘拐され、後宮に女官として売り飛ばされてしまいました。猫猫は冷静・飄々・ちょっと変わり者。毒に対する知的好奇心が飛びぬけている彼女は、後宮に起こるさまざまな事件を薬屋としての知識で解決していきます。
少女時代、ファンタジー世界で賢さを発揮する女の子の話を読むのが大好きでした。勾玉三部作とか十二国記とか。『薬屋のひとりごと』は「小説家になろう」発の小説で、少年少女向けとしては書かれていませんが、そんなジュブナイル小説の精神を感じます。
さらに悶えるのが、なにやら訳ありの謎めいた宦官・壬氏と猫猫との関係。壬氏は猫猫の能力をいち早く見抜き、“新しいおもちゃ”として猫猫にちょっかいを出します。しかし壬氏はだんだんと猫猫に本気になっていき――。一筋縄でいかない男女の人間関係に激しく萌えてしまう人いませんか? ここにいい関係性がありますよ……!
つい先日発売されたばかりの4巻で、「後宮編」(原作小説の1巻の内容)が一区切り。ちょうど4冊一気読みするのにぴったりです。ちなみに原作小説は現在8巻まで発売されているのですが、コミカライズきっかけでドハマリした結果私は3日で全部読んでしまいましたね……。猫猫と謎の宦官・壬氏の関係がすご〜〜〜いことになっています。
式(ねとらぼGirlSide)
- 『累』(全14巻)
醜い容姿で虐げられてきた累が、舞台女優として称賛を浴びるため、卓越した演技力と「口づけした相手の顔と声に成り代わる口紅」を用いて他人の顔を奪っていくサスペンス。顔を取られる美女たちは、美や演技に対する悩みやコンプレックスを抱えており、累と歪な共生関係を築くのですが、やがて周囲をも巻き込んでドロドロな人間ドラマへと発展していきます。周りも癖の強い人物が多い……。
モチーフに江戸時代から伝わる怪談『累ヶ淵』をすえ、「美しさと醜さ」を皮切りに、嘘と真、幸と厄、表と裏など相反するテーマが変転していくという構成になっており、漫画のモノクロな世界をうまく生かしているのが印象的な作品です。
- 『Wジュリエット』(全14巻)
がさつでスカート嫌いなイケメン少女の糸と、美少女として転校してきたドイツ系クォーターの真が織りなす学園ラブコメです。真は中国拳法道場唯一の跡取り息子なのですが、俳優になるのが夢。父から3年間女性を演じきれたら夢を認めると言われるのですが、演劇部に入って早々、糸に性別がバレてしまい、彼の夢を守るため糸や真の姉たちが奮闘します。
出てくるキャラクターたちは心温かい人ばかり。ホッコリできて、ゆるーく楽しめるので、つい何度も読み返してしまいます。ホッと一息つきたいときにオススメな少女マンガ。現在は続編の『WジュリエットII』(既刊8巻)が続いています。
杉本吏(ねとらぼアンサー)
- 『RED』(全19巻)
『稲中』を描いた古谷実が『ヒミズ』を始めたときに、読者は「やっぱり……(ここに辿り着いてしまったか)」という感情を抱いたのではないか。ヒミズ1巻の帯には、「笑いの時代は終わりました。これより、不道徳の時間を始めます」と書かれていた。
人情味あふれる作風で知られる村枝賢一が突如始めた殺戮の物語が、本作『RED』である。舞台はアメリカ西部開拓時代、主人公はインディアン。伝統的な西部劇とは善悪を反転し、部族を虐殺された主人公がアメリカ全土を巡りながら騎兵隊に凄絶な復讐をしていく。
『俺たちのフィールド』や『仮面ライダーSPIRITS』で描かれた熱血はそこにはなく、『光路郎』や『かもしか』のような心温まる展開もない。あるのはただ流血と、それを引き起こす血脈のみ。全巻一気読みするまで呼吸を封じられる、作者渾身の傑作。
高橋史彦(ねとらぼ生物部)
- 『BEGIN』(既刊6巻)
史村翔×池上遼一。つまり『北斗の拳』原作者と『男組』漫画家が手を組んだ最新作が『BEGIN』だ。ともに70歳を超える大御所たちが描くのは、とにかく芯の入った人間の生き様だ。
舞台は現代の日本。バブル崩壊後、長く低迷が続く中でついにブチ切れた極道と官僚がいた。「世の中を変える」。よくある、しかし壮大な目的のために動き出した2人はそれぞれのやり方で突き進んでいく。
沖縄問題、中国の民主化、核武装、徴兵制――字面だけで胸焼けしそうなテーマに本作は容赦なく切り込む。濃く、熱い。にもかかわらず驚異的に読みやすいのは主人公たちが持つ独特の爽やかさに由来しているだろう。快作なのは間違いない。
みなさんの好きな作品、気になる作品はあったでしょうか? 「Renta!」は全巻に無料サンプルがついている他、作品を48時間100円からレンタルできるサービスも行っているので、気になる作品を気軽に試し読みすることができます。もちろん何度も読みたい人は「無期限レンタル」を選択してもOK。
全巻プレゼントキャンペーンは3月20日〜25日に新規入会した人が対象です。この機会にぜひ「Renta!」を使ってみてください!
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提供:株式会社パピレス
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2019年3月26日