魔女の末裔がガチオタだった イケメンな敵に萌えすぎて無力になる漫画に読者も萌えの過剰摂取(1/2 ページ)
対称的な性格のイケメン2人がそこにいたら、それだけでもうネタは十分です。
敵が無意識に繰り出してくる萌えるシチュエーションを前になすすべをなくしてしまう、ガチオタな魔女の末裔を描いた漫画「まじょたくっ!」に、萌えの過剰摂取を起こす読者が続出しています。萌えを前にしたオタクのなんと無力なことか……!
フランスの片田舎でひっそりと暮らしている魔女の末裔、アルカネウラとリディ。アルカネウラは魔女っ子アニメもBLも大好きで、今日は大好きな先生の新刊を買いに行くことになっています。しかも初回限定版を手に入れようというゴリゴリのオタクです。
しかし道中で魔女狩り組織に見つかってしまいます。2人を襲ってきたのは軍服に身を包んだイケメン2人組。ただでさえ軍服に萌えるのに、聞けば2人が所属しているのは女人禁制部隊と言うではないですか。当然のようにチャラいイケメン×真面目系イケメンで妄想してしまいます。その後も萌えどころへの的確な連続攻撃を受けて、アルカネウラは尊死(とうとし)寸前です。まるで物理的攻撃よりも、精神的攻撃の方がダメージ大きいことの実証実験をしているかのように思えてきます。
気を取り直して真面目系イケメンをミニスカートのセーラー服姿に変えるという、アルカネウラにしか得にならない反撃をします。ところがチャラいイケメンが面白がってセーラー服を脱がそうとし、痴話ゲンカが目の前で勃発。またアルカネウラが萌え過ぎてダメージを食らうことになってしまいました。
彼らが仕掛けておいた監視カメラをリディが奪うことで、退散させることに成功。帰宅後は録画されていた萌えシチュエーションの数々を堪能するのでした。アルカネウラの妄想はしばらく止まりそうにありませんね。
敵とは分かっていても自分の萌えには逆らうことのできないのがオタクの性分。萌えを前にして無力になってしまう魔女を描いた漫画に、多くの読者から「好き」「すごく良い」「ここ最近で一番萌えた」など絶賛の声が届いています。
漫画「まじょたくっ!」は、漫画家の葛西尚(@ameito3344)さんが大学生時代に描いたもので、友人と推しへの思いを語っていたときに出てきた友人の名言「萌えは酸素」「取りすぎたら過呼吸になる」がセリフに取り入れられているとのこと。葛西尚さんは現在サンデーうぇぶりで「ないしょの京子姉さん」を連載中、コミックス2巻まで発売中です。
「まじょたくっ!」
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