創業19年のお好み焼き店が「うっかり」廃業しそうになった話 ガスの元栓にひやり→ほっこりする実録漫画
うっかり……!
埼玉県越谷市にある創業19年の「京風お好み焼き くりす野」が“うっかり”廃業しそうになった経緯を明かした漫画がTwitterで注目を集めています。うっかりとはどういうことなのでしょうか……?
実録漫画に登場するのは社長とその息子さんのお二人。ある日息子が店に帰ってくると、「息子よ、ちょっとこのテーブルの調子が悪いんや」と社長が助けを求めてきます。確かに焼き台の元栓を開けると、一気にガスの匂いが充満してきます。これはいけません。
ガスが絡むこともあり、素人では手に負えないと判断して購入店に問い合わせてみることに。しかしここからが苦労の始まりでした。
焼き台はお店のオープン時(つまり19年前)に購入したもので、購入店もメーカーが分からないことには手助けできないとの返答。新品の取り扱いも既に終了していました。代わりの焼き台が買えないものかと、二人は手分けしてほうぼうを当たってみます。しかしネット検索や厨房機器専門店への問い合わせを繰り返しても収穫はなし。
そんな紆余曲折を経て、社長はついにオーダーメイドの焼き台を手掛けるお店を突き止めました。一安心する息子。ところが社長はそこに一言、「高いねん」と吐露します。
新しい焼き台の購入費・配送費に加えて壊れた焼き台の処分費を入れるとかなりの出費。「(自分の)年齢を考えるとそんなに金かけても……」と、ついにはお店をたたむ検討を始めてしまいました。息子はそんな社長を見かねて、「オリンピック効果で外国人にお好み焼きがウケて、ブームが来るかもよ!?」と必死の励まし。
説得を受けて、どうにか新しい焼き台を買う方向に決まりました。最後に、念のためにもういちど、故障部分をチェックしてみることに。よくよく観察すると、ガスはたこ焼きのところから漏れていたようです。
コンロのつまみは「お好み焼き用」「たこ焼き用」と2つ付いていましたが、現在はたこ焼き用のつまみは取り外して使っていたようです。……でも、あれ? たこ焼き用のつまみが付いていた部分、よくよく見るとちょっと斜めになっているような……?
たこ焼き用つまみ部分の位置を素手で「クイッ」と直してみると、焼き台から「カチン…」という音が。息子と社長は顔を見合わせ、「直ったで」「は?」という、これまでのシリアスな空気が吹き飛ぶ漫才のような会話を繰り広げるのでした。故障じゃなくて、コンロのつまみが開いてただけだったー!
なんだか徒労感を覚える騒動でしたが、とにかく大きな出費が発生する前に気づけて良かった……。ちなみに大手柄の息子さんは頑張ったご褒美として、社長から入浴剤をプレゼントされたとのこと。めでたし!
こうして閉店の危機(?)から逃れた「京風お好み焼き くりす野」は現在も元気に営業中。営業時間は17時〜21時(水曜定休日)で、毎週金曜日は1050円(2人以上から)で90分間食べ放題(ラストオーダー20分前まで)もあるそうですよ。
画像提供:京風お好み焼き くりす野
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