「重さ2キロの腫瘍ができた」 闘病体験をハイテンションでつづった漫画が笑い呼ぶ(1/2 ページ)

作者のメンタルの強さが半端ない。

» 2019年04月03日 19時30分 公開
[ねとらぼ]

 重さ2キロの腫瘍ができた体験をつづった漫画が、シビアな状況をハイテンションで描いて爆笑を誘っています。

 ある日突然、脇腹の内部に痛みを感じた作者のぬら次郎(@nurajirou)さん。病院で検査を受けたところ、21センチ以上ある腫瘍が発見されました。なるべく早く手術をということで緊急入院することに。腫瘍が悪性だった場合、破裂すると体中にガンのもとがばらまかれると、医師はかなり深刻そうな状態であることを告げますが、ぬら次郎さんは「死ィ〜!!」と軽さマックス。

手術直前とは思えない興奮ぶり

 手術室へ移動するときも、初めての開腹手術が楽しみすぎてテンションがブチ上がり、全身麻酔に歓喜するぬら次郎さん。遠足前のワクワク状態だこれ……。手術後も「見てえ!! 腹のエグい傷跡!!」とハイテンションだったり、病院食(ほぼ汁)をレビューしてみたり、深刻なのにここまで深刻さを感じないのがすごい。

 なお入院中、飼い猫に会いたすぎて、世話を頼んでいた友人が送ってきた猫のうんこの写真さえ、「猫から生まれいでし物なのだから実質猫では……??」とかわいく見えてきたそうなのです。猫はかわいいから会えなくておかしくなるのはしょうがない……。

 摘出した21センチ以上の腫瘍は重さ2キロにもなりました。病院食ダイエットで2キロ減ったと感動していたぬら次郎さんでしたが、腫瘍の分軽くなっただけだったのです……。

久々の食事(ほぼ汁)にテンションが上がり思わずレビュー

 さらに後日、手術時に併せて摘出した盲腸から、10万人に1人の確率でかかるカルチノイドというガンのようなものが出てきたことを医師から告げられる衝撃の展開が。10万人に1人という確率に「宝くじだと一千万くらいもらえるやつでは……?」「もしかして今宝くじ買えば一千万貰える……?」と口走るぬら次郎さん。「貰えないですね」と医師から冷静にツッコまれていました。その後は「定期的に検査してますが元気に生きてます」ということで一安心。

 普通に考えると大変な状況ですが、終始ハイテンションでテンポ良く話が進むので暗さはなく、むしろ爆笑してしまいます。Twitterでも「洒落にならない事態なんでしょうけど爆笑してしまいました」「手術までして内容は結構重いのに、これは我慢できませんww」と笑ってしまったという感想や、ぬら次郎さんのメンタルの強さを称賛する声が寄せられています。

 作者のぬら次郎さんはTwitterに絵を投稿しており、販売している作品もあります。作品はモーメントにまとめられています。

「重さ二キロの腫瘍が出来た時の話」

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」