有給を取ったのに気が休まらない…… 仕事がちらついて休日を楽しめない人の漫画がつらい

共感する人も多いですが、「自分1人くらいいなくても業務は回ると思って気楽に」といった声もみられます。

» 2019年04月08日 07時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 せっかく有給休暇をとったのに、仕事のことが頭にちらついてゆっくり休めない――。そんな気苦労を描いたTwitter漫画が注目を集めています。


アイキャッチ 分かる……分かるけれど納得したくない気もします

 投稿主の橋本ゆの(@riko3_)さんは会社を休みたくなり、溜まっていた有給を使うことに。ところが、同僚に気を遣って「繁忙期は避けよう」「この日は会議があるから」などと考えてしまい、いつ休むかなかなか決められません。この時点でもう、「有給」に気負ってしまっているような。


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 それでも「他人の迷惑を気にしていたら、有給なんて一生とれない」と、無理にでも休むことにした橋本さん。特に予定を立てていたわけではなく、とりあえずテレビゲームをして休日を過ごします。ところが、「仕事が全然片付いていないのに、自分だけ遊んでいていいのかな」といった思いがモヤモヤと。気分転換に読書をしても、翌日締め切りの案件が気になり始めてしまいます。


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 休みですら自由を感じられない自分を憂い、「会社に飼い慣らされている証拠なのかな」などとブルーになっているうちに、結局何もしないまま休暇は終了。そして翌日出社した橋本さんは、休んだ分溜まっていた仕事に悩まされるのでした。


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 リプライには「分かりすぎてつらい」「有給でなく、普通の休みでもこうなる」など、共感する人が多数。「休んだ翌日に出社すると、なんとなくいたたまれなくなる」など、有給のとりづらさを述べる声もありました。

 その一方で、「物事を真面目に考えすぎ」「1人休んだくらいで業務が停滞するのは、会社の体制のせいでは」「このような思考に陥るのは、社会が『有給』に慣れていない証拠」など、問題を指摘する声も少なくありません。「自分の代わりは誰かができるし、会社とはそういうもの」「休日の過ごし方は、少しぜいたくしておいしいものを食べるくらいでちょうどいい」と、気楽な考え方を勧める声も寄せられています。

作品提供:橋本ゆの(@riko3_)さん


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