「超特盛」が吉野家を救う? 1カ月で100万食突破、想定の2倍で売り上げ貢献
既存店実績が半年ぶりプラスに。
牛丼チェーンの吉野家は4月8日、3月7日に発売した「牛丼 超特盛」の販売が1カ月で100万食を突破したと発表しました。同時発売の「小盛」も好調で、既存店実績が半年ぶりに前年比プラスになったとしています。
「超特盛」(税込780円)はご飯が大盛・特盛と同じで牛肉が大盛の2倍というメガサイズで、「小盛」(税込360円)は並盛の約4分の3という控えめなボリュームが特徴です。新サイズの追加は、「特盛」以来28年ぶりでした。
超特盛はネットでも話題になり、発売直後から販売数が急伸し、それ以降も継続して好調な売り上げを維持。3月7日から4月6日までの31日間で102万1868食を販売し、これは想定の2倍以上だということです。
吉野家は「『牛丼の肉をもっと食べたい』とのお客様の声を反映し、牛肉が大盛の倍量で、吉野家の肉を存分に味わえることが好評の要因となっています。食べ盛りの若年層男性はもちろん吉野家を長年支持くださっている皆様にも愛され、新たな看板メニューに育ちつつあります」とコメントしています。
小盛も発売1カ月で60万食を超え、こちらも想定の2倍で推移しているとのこと。「並盛は食べきれない」というお客のニーズに対応し、性別・年齢問わず幅広い層の支持を得ており、既に固定客を持ち始めているといいます。
両メニューを発売した3月の吉野家の既存店売上高は前年比108.1%、同客数は102.3%、同客単価は105.6%。既存店実績が前年比プラスになったのは半年ぶりで、両メニューの好調が要因になったとのことです。
吉野家グループの持ち株会社、吉野家ホールディングスは、2019年2月期通期(2018年3月〜2019年2月)の連結最終損益が58億8200万円の赤字になると見込んでいます。要因の1つが主力の吉野家で前年割れが続いたことで、19年2月の既存店売上高は前年比92.6%、客数は90.0%でした。
2月決算の吉野家としては3月が新年度の始まりですから、新メニューの投入で好調なスタートを切ったことになります。潜在的なニーズを掘り起こした形になった両メニューが吉野家の“救世主”になるのでしょうか。
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