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» 2019年04月26日 12時00分 公開

「東名大渋滞回避」大作戦 祝開通「新東名の新ルート」は本当に有効か?レースフォトグラファー奥川浩彦の「サーキットへ行こう」(1)(2/3 ページ)

[奥川浩彦,ねとらぼ]

【これで解決!?】新たに開通した「新東名ルート」を使おう!

 しかし本年2019年は2つの「いい対策」があります。

 1つは「新東名高速の厚木南IC〜伊勢原JCT」が2019年3月17日に開通したことです。

 もう1つは「足柄スマートIC」が同3月9日に開通したことです。

 この2つは、どちらも富士スピードウェイの行き帰りで渋滞を回避できる大きな可能性を秘めています。御殿場プレミアム・アウトレットなどへ行く人も恩恵があります。

新東名ルートの開通で「ダブルネットワーク」となった

 まずは期待の「新東名高速 厚木南IC〜伊勢原JCT」の区間から。この区間が開通したことで、「厚木南ICから海老名南JCTを経由して海老名JCTへ至る」迂回ルートがつながりました。つまり、いつも混雑する海老名JCT〜伊勢原JCTまでの区間は「従来の東名高速ルート」と今回開通した「新東名高速の新ルート」を両方使えるダブルネットワークとなったのです。

photo 海老名JCT〜伊勢原JCTの新東名高速ルートが開通し、その間が「ダブルネットワーク化」された

 この新東名ルートは上り線の場合、圏央道を茅ヶ崎方面や八王子方面に向かうためのルートと思われがちですが、実は海老名JCTで再び東名高速に戻ることができます。

 例えば、例年のように大和トンネルを先頭に伊勢原JCTまで約30キロの渋滞が発生したとします。従来ルートを直進するとまっとうに30キロの渋滞を通過することになります。しかし新ルートを使えば、伊勢原JCT〜海老名JCTの約16キロ分の渋滞を回避できます。約半分です。

photo 新ルートを使えば伊勢原JCT〜海老名JCTの渋滞を避けられる

 下り線もそうです。「伊勢原バス停付近を先頭に渋滞が発生しています」といった状況が時々あります。海老名JCT→海老名南JCT→伊勢原JCTを通る新ルートを使えば、渋滞の先頭付近に出られてしまうのですね。

photo (参考)NEXCO中日本が告知している「渋滞時時短情報」。行き先は違うが、今回の「東名へ戻る迂回新ルート」を使ったとしても料金は同じ。入口ICから出口ICまで複数の経路がある場合は、最短距離と実際に走行したルートの距離が「2倍以内」ならば最も安いルートの料金で計算する仕組み

実際に新ルートを走ってみた

 実際に新ルートを走ってみました。新ルートの雰囲気が分かるドライブレコーダーの映像を一緒にどうぞ。下り線は海老名JCT→海老名南JCT→伊勢原JCTのルートです。

東名下り線 海老名JCT→伊勢原JCTの渋滞を避けられる「新東名高速の新ルート(下り)」の走行ルート

photo (1)海老名JCTを圏央道 茅ヶ崎 八王子方面へ
photo (2)すぐに分岐。圏央道 茅ヶ崎 新湘南バイパス方面へ
photo (3)海老名南JCTを厚木南 名古屋方面へ
photo (4)伊勢原JCTは道なりに秦野中井 名古屋方面へ
photo (5)伊勢原JCTで東名高速に合流

 上り線は伊勢原JCT→海老名南JCT→海老名JCTを通ります。従来ルートの伊勢原JCT〜海老名JCTは上り線の渋滞頻度が高くうんざりすることが多いので、新ルートの効果は期待値がどうしても上がってしまいます。

東名下り線 伊勢原JCT→海老名JCTの渋滞を避けられる「新東名高速の新ルート(上り)」の走行ルート

photo (1)伊勢原JCTを厚木南 茅ヶ崎方面へ
photo (2)海老名南JCTの分岐を圏央道 八王子方面へ
photo (3)海老名JCTを東京 名古屋方面へ
photo (4)分岐を東名 東京方面へ
photo (5)八王子方面から来るルートに合流し、その先で東名高速に合流

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