SNSがなかった小学生の頃、「サイン帳」で承認欲求を満たしていた(3/3 ページ)
» 2019年05月09日 12時00分 公開
[ちぷたそ,ねとらぼ]
mixiについて“自分が過去に書き残してきた日記の存在”を怖れる人が多いと思います。しかもパスワードも忘れてもう入れなかったりする。しかし、私がmixiで本当に怖いと思うのは日記ではなく「友人からの紹介文」だと思うんです。
友人からの紹介文は相手のページを開かないと自分が書いた紹介文を確認することができない。ということは、自分もすっかり忘れている痛々しい「友人からの紹介文」が、自分の気が付かないところで永遠に残り続け、見られ続けている可能性があるのです。
そう、例えばこんな感じのやつ。こういうのが自分の気が付かないところで残り続けたりするんです。怖すぎませんか!?
……つらい。正直昔書いたこの紹介文を見た途端に謎の震えが止まらなくなり、冷や汗が止まらなくなり、明らかに健康に悪影響が出ているのに私はこの紹介文を消すことができません。友人たちがログインしていない今のうちにこっそり紹介文を消して存在しなかったことにもできたのに、ページに「当時の自分が生きた証」が残っているような気がして消せません。
現実の自分はとっくにアラサーなのに、mixiのページ上では既に疎遠になったサークルの後輩からの「先輩大好きですぅ(ハート)」という紹介文が踊っていて、まるで大学生の時のまま時が止まってしまっているよう。mixiには、現実に悩む大学生時代の自分が今もひっそりと息づいているような気がしてしまうのだ。
(ちぷたそ)
これまでのお話
advertisement
関連記事
- あの頃、私たちは「紙でLINE」をしていた
めちゃくちゃ複雑な手紙の折り方とかあったよね……。 - 家族で約10年間、交換日記をしていた話
ラストページは。 - 90年代のハイテクおもちゃ「電子手帳」について誰かと語り合いたい
子どももハイテクしたかった。 - 小学生のころ、私が”自由研究ガチ勢”な子どもだった理由
工作よりも地味だけど。 - 人の子育てを見学して「親の理不尽」の正体が見えた気がした
親に頼るしかない子どもと、子どもの望み全部には応えられない親。 - どうして本を読むとほめられて、マンガを読むと怒られたんだろう?
あの差はなんだったんだろう。 - 「学校に来ると声が出せなくなる子」にどう寄り添うか 小学校に潜む病や障壁と向き合う『放課後カルテ』で作者が描こうとしたもの
マンガのレビュー連載「虚構新聞・社主UKのウソだと思って読んでみろ!」第94回は6月に完結を迎えた『放課後カルテ』の日生マユ先生にインタビューしました。 - 風邪をひいた日ってなんであんなにワクワクしたんだろう?
大人になるとつらいだけ……。 - 人の子育てを見学したら「5歳児の自己承認欲求=大人と同じ」に気付いた
全部引っ張り出して見せてくれる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」