傷が増えるほど個性的になるカッティングマットがナイスアイデア サンスター文具「文房具アイデアコンテスト」結果発表
全部ほしい。
サンスター文具が主催する第24回「文房具アイデアコンテスト」の受賞作品が発表されました。「OPEN」をテーマに据えた夢のある文房具が並んでいます。
「文房具アイデアコンテスト」は今年度で24回目を迎える歴史の深いコンテストです。15歳(中学生)以下が対象の「ジュニア部門」と、全年齢対象の「一般部門」にわかれており、過去には受賞作品が商品化された例もあります。
「ジュニア部門」でグランプリに輝いたのは、植木荀さんによる「タイムスリップ?!レッツゴマシン!!」。勉強机に外付けするスクリーン型の製品となっており、学習内容に関連した映像、音、匂いを発することで、五感を活用した勉強を可能にします。
イラスト、アイデアともにインパクトのある本作品ですが、中でも審査員を驚かせたのは「病院で勉強する子供も学校に来ている気分になる」の一文だったといいます。「スクリーンに教室の映像を投影する」という思いやりにあふれた用途が受賞の決め手になりました。
「一般部門」では山形隼さんの「色が現れるカッティングマット」がグランプリに。本来であれば使い込むほど傷が増え、痛々しい姿になっていくカッティングマットのマイナスイメージをプラスに逆転。傷がつくたびにカラフルなグラデーションの層が姿を現し、楽しく個性的な姿へと変わります。
審査員からは「カッティングマットにとどまらず、あらゆる道具に応用できる可能性さえ開いてくれた秀逸なアイデア」と絶賛されました。
優秀賞や審査員特別賞もグランプリに負けず劣らぬ力作ぞろい。サンスター文具が製作した試作品の写真も相まって、商品化への期待が否が応にも高まります。受賞作品は「文房具アイデアコンテスト」公式サイトで確認できます。
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20年ほど前に、セーラー万年筆が出していた一品。
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