『幼稚園』7月号付録が「セブンティーンアイス」自販機 ポチッと出てくるギミックにSNSで「欲しい」の大合唱
見つけたらハッピー、あの自販機が980円で手に入る。
幼児誌なのに、大人も驚嘆する『幼稚園』(小学館)の付録。7月号(980円)は江崎グリコとのコラボで、あのセブンティーンアイスの自販機が登場しました。早くもその完成度がうかがえる動画ツイートで話題をさらっています。
あのちょっと独特なセブンティーンアイス自販機さながらのボディがよく再現されており、駅のホームなどで見かけたときのうれしさがよみがえってきます。
さすがにボタンは下部の4つへまとめられてはいますが、ボタンを押すごとにアイスのミニチュアがどんどん出てくるのには爽快感さえ覚えます。この出来栄えには、SNSから「ほしい」との大合唱も聞こえてくるほど。
【メイキング】セロハンテープだけ用意しよう
ここからはメイキングです。紙の部品が中心で大きくかさばらず、コンパクトなキットになっています。工具などは用意しなくても作れますが、テープだけは別で必要なので用意しましょう。セロハンテープがオススメです。
気になる組み立ての難易度。ここのところ作るのがカンタンな傾向のあった『幼稚園』の付録ですが、今回は完成させるまでに若干の歯ごたえを感じました。
アイス作りがちょっと難関
自販機の部分はそれほど問題ではありません。しかし少し難儀なのがアイスの組み立て。多少はめ込みづらい作りになっているのと、単純に12個もあることで時間を食います。このアイスを12個作るのに約45分かかりました。
タダでどんどんアイスが出てくるよろこび
1時間20分ほどかかって完成しました。できあがった自販機を見上げると、なかなかほれぼれする出来栄えです。
「できたものを見ているだけでうれしくなる」度合いは、シリーズでも上位に入ります。インテリアとしてもよさそう。
ちょっと遊んでみましょう。押せばあの三角コーン型のアイスたちがどんどん飛び出てきます。
苦労した甲斐あって、楽しさもひとしおに感じます。いつもは買おうかどうか迷ってしまう「ご褒美アイス」ですが、この自販機ならいくらでも“買い放題”です。うれしくなって思わず何度もボタンを押してしまいます。
なおボタンが引っ込んだまま戻らなくなることもありましたが、その際はさらに何度か押してみると元に戻りました。
ちなみにYouTubeの「幼稚園ふろくチャンネル」では、動画で作り方を紹介しています。今回はちょっと作り方に迷いそうな部分が多いので、見られる人は見たほうがスムーズに作れるかと思われます。
いつも「この手があったか」と読者の予想をいい意味で裏切っていく『幼稚園』の付録。次はどんな手で子どものみならず大人も驚かせてくれるのか、要注目です。
(辰井裕紀)
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つまみをまわしてカプセルがゴトンと落ちる、あの高揚感が味わえます。
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