「姉は人殺しなのではないだろうか」 連続殺人めぐる姉妹の疑惑を描くサスペンス漫画がゾクゾクする(1/2 ページ)

読み終わったあとでまた読みたくなる。

» 2019年06月04日 19時30分 公開
[ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 姉が連続殺人犯かもしれない――Twitterで公開された漫画『姉妹幻影』がスリリングな展開で引き込まれると好評です。作者は漫画家の宇津江広祐(@utsue_k)さん。

 主人公のさなは、世間を騒がせている連続殺人事件の犯人が姉かもしれないと考えています。8人が殺され、全員が心臓をくり抜かれているという事件。成績トップで美しく、学校の人気者だった1つ年上の姉を、さなは大好きでした。

姉は殺人犯かもしれない……

 心臓をくり抜かれた死体がニュースで報じられた次の日から姉の様子がおかしく、心配してあとを付けたさな。姉と話していた男たちの死体を目にします。姉が埋めたものを掘り返すと、出てきたのは心臓でした。崩壊しそうになりながら普通の生活を送るさな。姉は食事を残すようになったり、部屋に鍵をつけたりとますます様子がおかしく……彼女は殺人について調べているといい、大勢を殺したにもかかわらず、殺したときの記憶がなかった殺人者のことを話します。

 そしてついに「その日」が来てしまいます。さなの目の前には両親の死体と姉。姉は落ちていた包丁を手に取り、「ここであなたを止めてあげる……」と言うのです。

 そして今度は姉の視点から物語が語られます。大好きな妹が殺人犯かもしれないと疑う姉は、妹の部屋でくり抜かれた心臓を見てしまいます。犯行の証拠を埋め、必死で普通の生活を送ろうとする姉ですが、妹は「恐怖の対象」でしかなくなってしまいます。そして「その日」、姉が家に帰ると、両親の死体と妹が――。

姉の視点から見ると……

 姉が殺人犯かもしれないという緊張感のある展開に引き込まれ、読み進めていくと物語が反転する構成がゾクゾクします。視点が変わると状況もセリフの意味も変わって見えるため、最後まで読んだあとでもう一度読み直したくなるお話です。

 読者からは「まさかのどんでん返しで2回読みたくなる」「奥深い」「目が離せなかった」と構成の妙に感心する声や、姉妹が思いあう気持ちにぐっと来たといった声が寄せられています。

 作者の宇津江さんは、漫画サイト「サンデーうぇぶり」で怪物となった会社員と超能力に目覚めた高校生の物語『内藤死屍累々滅殺デスロード』を連載しています。

『姉妹幻影』

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  3. /nl/articles/2412/12/news089.jpg フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/14/news081.jpg 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  5. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/14/news038.jpg 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  8. /nl/articles/2412/14/news063.jpg 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. /nl/articles/2412/14/news002.jpg 【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/15/news024.jpg おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」