対戦相手の名前にビビる野球部を描いた漫画が楽しい 「榊原 駿!」「出塁される未来が見える!」

スポーツあるあるなのかもしれない。

» 2019年06月07日 07時30分 公開
[戸部マミヤねとらぼ]

 「名は体を表す」といいますが、人間は他者の本質を名前と結びつけて考えてしまいがち。対戦相手の強そうな名前に戦慄する野球部を描いた漫画がTwitterで笑いを誘っています。作者はわけぎラテ(@wakegi9315)さん。


スポーツあるある 画数が多いと強そうに見える


 そこは練習試合を控えた野球部の部室。相手は無名の新興校ということもあり、部員の間には気楽なムードが漂っています。ですが顧問の先生から告げられたのは、耳を疑う衝撃の一言でした。「相手の選手全員……名前が強そうなんだ……」

 は? なんて?


スポーツあるある かっこよすぎる

 顧問に言われるがままに、対戦相手のメンバー表に目を通す部員たち。そこには確かに「強そう」としか言いようのない名前が並んでいました。

 「榊原 駿!」「出塁される未来が見える!」「なにやら足も速そうだ!」

 「次塁 送志だと!?」「得点圏までランナーを進められることが必死だってのか!」「理不尽が過ぎる!」

 めちゃくちゃモブっぽいツッコミを入れる野球部員たち。スポーツ漫画の裏でも、主役校と戦う相手校はこんな会話を繰り広げているのかもしれません。


スポーツあるある

 四番に至っては「剛力山 剛」。どう考えてもパワータイプで、木製バットを片手で叩き折る巨人です。「イカれてやがる!」「バカな!力山を剛で挟むなんて反則じゃないのか!?」とざわめき立つ部員たち。畳み掛けるネーミングの数々に、メンタルに定評のある小山までもが気を失ってしまいます。


スポーツあるある もうだめだ

 そして選手表の最後、九番を抑える選手は「焼肉 育司(やきにく いくし)」。スポーツ漫画のセオリーといえば、友情・努力・勝利、そして「打ち上げの焼肉」です。

 「先生……これは……」「ああ……ハナから勝ち目のない試合のようだ……」あまりの事態に恐れおののく部員たち。彼らは未だ知りません。自分たちが10-0のスコアで圧勝することを。


スポーツあるある 普通に勝った


 漫画に寄せられた大きな反響を受け、作者のTwitterでは「剛力山 剛」の姿が公開されています。ごうりきざん……?

画像提供:わけぎラテ(@wakegi9315)さん



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