「出版社以外」からの収入のほうが大きくなった──うめ小沢高広さんに聞く「いま漫画家デビューを狙うならこうします」(3/4 ページ)
――小沢さん、では組む相手として「意識高い系のドヤ編集者」と、伝統的精神論の「魂で描け型編集者」では、どちらが望ましいですか。
小沢 それはアレですよね。絶対、どちらかを選ばないといけないという究極の選択としたら、ですよね。
――はい。
小沢 それなら僕は、意識高い系と組みます。まだしも言葉が通じるから。
意識高い系の人の意識を、「そうはいってもさ。泥水すすろうぜ」といって、低くすることはまだできると思うんです。でも「魂で描け」な人に「しなくていい努力はやめて、作戦練ろうぜ」といって、魂を解きほぐしてもらうのは、すごく大変でしょう。
なので、僕ならば意識高い人のほうが楽だと思いました。意識高い人も、直接会うと、そんなに高くないですし。「実はさ」って話もいっぱいあるし。仕事をするのだったら、そちらの人のほうが、費用対効果が高いかなと思います。
――もし「魂で描け派」の人の長所を挙げるとすれば、どういうところでしょう。
小沢 魂派は、信頼関係をつくるのに、すごくコストがかかる人たちだと思うんです。だから、ゼロからその人に取り入って、認めてもらうところから始めるのは大変ですけど、最初から「おまえの魂を信じているんだ」と信頼してくれているのであれば、人一倍のマンパワーを発揮してくれるかもしれない。
もし今の時代にデビューを目指すなら?
――小沢さんが、SNSやnoteのようなプラットフォームがある今の時代にデビューを目指すとしたら、どのような戦略を採るでしょうか。後に続く人の参考として、ぜひ教えてください。
小沢 本を1冊、まず出すことだけを狙うのであれば、あまり手をかけない、つまり製作コストの低いマンガを、Twitterにどんどんアップする。そしてバズるまでネタを変えていって、バズったらそれをシリーズ化する。これを繰り返してるうちにたぶん、編集部から声が掛かる。そのパターンが早いとは思います。出版社の旧来の新人賞は狙いません。
――狙いませんか。
小沢 もう出版社の編集に、新人を教育して育てていくようなコストも時間もなくなっていますから。
それに賞に出して受賞して、担当がついて、次にネームコンペに出すみたいなプロセスは、時間がかかりすぎて、コスパが悪い。
しかもそこでどういう人が担当になってくれるのか、こちらは選ぶことができないでしょう。編集部内の力関係も分からないし。ほとんどガチャじゃないですか。フィギュアが出ると思って回してるのに、こんにゃくが出るかもしれないような不透明で一方的なガチャに、人生を賭けたくないですよ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
-
「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
-
もう別人じゃん! miwa、大胆イメチェンで面影ゼロに「まさかのこんな色になってるとは」「だれー!?」
-
「ぶち抜きたいです」 辻希美、懇願拒否された13歳長男が“荒くれ反抗”……息子の室内破壊に嫌悪あらわ「言葉が出ない」
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
-
「キュウリが冷凍できるとは76年も生きて来て知らんかったなあ」 野菜ソムリエプロが教える冷凍&活用アイデアが328万再生
-
「虎に翼」、壮絶過去演じた16歳俳優に注目の声「違国日記の子か!」 「ブラッシュアップライフ」にも出演
-
築36年物件の暗くてボロいトイレをリメイク→ぐーんと垢抜け! 驚きのビフォアフに「すごいですね!」「天才」の声
-
【今日の計算】「13+8×2−11」を計算せよ
-
辻希美&杉浦太陽、15歳迎えた長女のレアな“顔出しショット”でお祝い 最近は「恋バナ」で盛り上がることも
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」