「私携帯持ってないよ」片思いの相手が超アナログ女子だった あえてネットでつながらない理由に尊さで震える漫画
今の時代だからこそ大切にしたいつながり。
「面と向かって話したいもん」ーー携帯を持たない超アナログな女子に恋する男子高生の話を描いた創作漫画『超アナログ女子に片思い中の話』が「かわいい」「キュンキュンする」とTwitterで人気です。作者は、悠(@yamader_7)さん。
丸山君が好きなのは、成績優秀、スポーツ万能、かわいいの3拍子がそろった牧さんという女の子。同じクラスになって2週間たったので、そろそろLINEを教えて欲しいと牧さんに言ってみると……。
「私携帯持ってないよ」と牧さん。携帯を持っていないフリをして断るのかと思っていると、本当に持っていないのだと言い、家の電話番号を教えてくれようとします。丸山君は「ていうかなんで携帯持ってないの?」と聞いてみます。
すると牧さんは、持たなきゃいけないルールもないし、ネットでつながれないという理由で縁を切るような人とは仲良くしなくていいかなと思っていると話します。それに、丸山君はいろいろな顔してくれるし楽しいから面と向かって話したいのだというのです。
どっちみち声や文字だけでは物足りなくなるだろうから、「もし、そうなったら時がきたら会いに行くしっ」と満面の笑みの牧さん。丸山君は牧さんのLINEとか物理的なことを知ろうとするよりも、もっと大事なものを知るべきなのかもしれない……そんなことを思いながら、取りあえず牧さんの家の電話番号を教えてもらうのでした。
別のエピソードでは、休み時間に携帯でゲームをしている丸山君に自分も持ってるから一緒にやろうと牧さんが誘います。ゲーム機でも持っているのかなと思っていると、牧さんの手にはあやとりが。
勧められるまま丸山君もあやとりを始めてみますが、どうにも盛り上がりどころが分かりません。「いろんな遊びを知っちゃうとその分楽しさに対して勝手にハードルも上がってしまうのかな」などと考え込んでいると、牧さんは「私と遊ぶのつまんなかった?」と心配そうにのぞき込んできます。「いやいや、そういうことじゃなくてさっ」と、慌ててフォロー。超アナログ派な牧さんと一緒にいると、日々の思わぬところでちょっと複雑になってしまう丸山君なのでした。
LINEやSNSなど顔が見えないコミュニケーションが主流な今の時代だからこそ、直接話したい、なんなら会いに行くと言う牧さんはロマンチックにも映ります。相手の表情や顔色、声のトーンなどから相手のことを察し、知る重要性を思い出させてくれる漫画です。牧さんがアナログなのにしっかりとした信念が感じられるのがすてきですね。
この漫画の読者からは「とてもいいことを言う」「コミュニケーションが人間の本質だったんだ」「ぜひ伝書鳩でやりとりしたいです!」「すごいキュンキュンした」など、牧さんの対人関係についての考えに共感を寄せるコメントが集まっています。
画像提供:悠(@yamader_7)さん
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食べ放題はタスクが多いから相手のことがよく見える。
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