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» 2019年07月03日 12時41分 公開

今治市、情報発信キャンペーン企画を中断 今治タオルブランドの信頼回復を優先

市内の縫製工場が受け入れた外国人技能実習生が、過酷な暮らしを強いられていると報道された件について、調査を徹底するとのことです。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 今治市が、情報発信キャンペーン「アイアイ今治グランプリ」を中断すると発表しました。NHK「ノーナレ」で報じられた、市内の縫製工場が受け入れた外国人技能実習生が、不当に扱われている問題を受けての措置です(関連記事)。


公式発表 公式発表(マーカー部は筆者が加工)

 同企画は今治市のブランド戦略の一環。同市のイメージを発信するためのアイデアを全国から募るもので、7月中旬の開始に向けて準備が進められていました。

 そんななか、6月24日に前述の「ノーナレ」が放送。これを受けて同市は「制度の基本理念に立ち返り、技能実習生が実習に専念できる体制づくりが急務」とし、外国人技能実習機構へ本件の調査と、監理団体等への適切な制度の運用について周知徹底するよう依頼しました。


公式発表 技能実習生の問題を報じた「ノーナレ」6月24日放送回

 そして「市のさまざまなコンテンツを全国へ発信することより、まずは今治タオルブランドへの信頼回復が優先されるべき」とし、企画の募集開始を延期するとコメント。今後は、募集の要件などが整った段階で、あらためて再開したいと述べています。

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