嫌なことがあっても「家に帰ればドラゴンボール読めるしな」 “ジャンプ30年分が家にある人”に、大好きな作品と同棲する幸せを聞いた
業務用の「ゲームロボ」や筋斗雲のキディライドまで持ってる……!
ホールの生ハムやラクレットチーズなど、特別なアイテムが家にあると嫌な気分を吹き飛ばせる――。近ごろTwitterで流行している大喜利(関連記事)のなかで、過去30年分の『週刊少年ジャンプ』を所蔵する、『ドラゴンボール』ファンのペキンさん(@pekindaq)が注目を集めています。大好きな作品をいつでも初出時の状態で読めるとは、とても幸せそう。そこで詳しい話を聞いてみました。
ペキンさんはファンサイト「戦えドラゴンボーラー!」の管理人。「戦えドラゴンボーラーズBLOG」でさまざまなグッズを紹介しているコレクターでもあります。ジャンプのバックナンバーは、一度は手放してしまったものの、2012年の引っ越しをきっかけに再度収集を開始。そこから数年かけて、ドラゴンボール連載開始(1984年51号)以降の号をコンプリートしたそうです。
当初は同作の掲載号だけをそろえるつもりでしたが、その後もバックナンバーの入手機会があり、現在は1984年49号から最新号まで、約1700冊が6畳1間へ収まることに。来客が本棚を見たとき、「本棚のどこかで『懐かしい!』と言ってくれるので、並べて良かった」と、ペキンさんは語りました。
この本棚はTwitterで「もはや重要文化財級」と賞されましたが、ほかのコレクションも相当に貴重なもの。ゲームセンターで実際に稼働していた業務用機器や遊具まで収集しており、特に鳥山明先生デザインの「ゲームロボ」や、筋斗雲型のキディライド、「てれびでんわ」がお気に入りだそうです。
コレクションの数々は、ジャンプ部屋の隣に展示。ゲーム類はいつでも遊べるよう、メンテナンスを怠らず管理しているそうです。こうしてドラゴンボール博物館さながらとなった部屋は、親戚の子にもおおむね好評とのことで、子どもたちの嬉々として遊ぶ様子が目に浮かびます。
画像提供:ペキンさん(@pekindaq)
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容器も大人が入れるサイズで、湯切りに機械がいりそう。
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