育児が大変なときは“30年後の自分”に頼りたい――ママの妄想描いた育児漫画に共感する人続出
今のうちにたくさん「ぎゅう」しておこう。
育児でいっぱいいっぱいになったときに、“30年後の私”を召喚したら……そんな妄想を描いた育児漫画に、「しんどい」子育て中のママや先輩ママから多くの共感が寄せられています。作者は漫画家の一秒(@ichibyo3)さん。
育児がとにかくいっぱいいっぱいになったときの最終手段として、“30年後の私”を召喚した主人公。30年後の私は、さっそうと育児を引き受け、子どもに本を読んだり、お外を見せたりしてずっとあやしてくれます。ずっとあやしてくれる彼女に、今の私が疲れないのかと聞くと、「今の息子(30歳)は抱っこさせてくれないからうれしーわ」と30年後の私は懐かしみます。
子どもが生まれたばかりのとき、「毎日が必死でこの子といる時間がどんなに貴重な時間か分かってなかった」と語りかける30年後の私。「だから、もう一度だけ思う存分ぎゅーってしたいと思ってた」と笑顔で子どもを抱きしめるのでした。
「30年後の私」は、育児中に頼りになる私を召喚したいという一秒さんの妄想。当然、30年後の私は今目の前にいる子どもを抱っこできません。だから未来の私の分までギュッ。頑張らなくちゃと思えたようでした。
育児中は目の前のことでせいいっぱい。経験があり頼れる30年後の自分に頼りたい妄想に激しく共感。その一方で、眠れないのも抱っこできるのも今だけ、もっと抱っこしておけばよかったという先輩ママさんの声を聞くと、今の自分にしかできないこともあると気付かされます。大変なときもあると思いますが、今のうちにたくさん「ぎゅう」しておかなくちゃ!
この漫画の読者からは「あれっ…涙が…」「今大変な思いで子育てしてるお母さん達、泣いて甘えて抱っこさせてくれるのも今だけだよ!」「もっとだっこすれば良かった、絵本も読んであげれば良かった、もっと一緒に遊んであげれば良かった…」「ツラくなったら30年後の自分を召喚します!」「いま、寝れないママさん達、いまだけだから、幸せな時間を過ごしてください」などの感想が寄せられています。
一秒さんは他にも育児漫画を投稿しており、Twitterやnote、Instagramでも見られます。
画像提供:一秒(@ichibyo3)さん
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