各キャストがハマる「ルパンの娘」 奥手な和馬(瀬戸康史)が初めての夜に見せた筋肉ボディとマルシアの白目(1/2 ページ)

恋人の母親に血液を採取される深田恭子。

» 2019年08月01日 10時43分 公開
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 7月25日に放送された「ルパンの娘」(フジテレビ系)。このドラマに備え10キロ増量したという瀬戸康史の筋肉が存分に発揮された第3話だった。


ルパンの娘 深田恭子のボディはもちろん、瀬戸康史の筋肉もみごと イラスト/まつもとりえこ

決行! 「泥棒ホイホイ作戦」

 三雲華(深田恭子)は、尊(渡部篤郎)から“Lの一族”を潰すつもりかと言われてしまう。マツ(どんぐり)の手刀で倒れた桜庭和馬(瀬戸康史)を見て、そんなことでは泥棒一家に迎え入れることはできないというのが怒りの原因だ。華は和馬と別れを決意しなくてはいけない流れに。そこに、渉(栗原類)からお宝を見つけたと報告が入った。IT会社社長が某王国の秘宝を落札し、しかもその社長は脱税した金で購入する悪人だと判明。Lの一族の次のターゲットが決まった。一方、和馬はSNSで目をつけた相手の住所や行動を追い、留守中に高級品を奪うSNS強盗の担当になる。

 華は美佐子(マルシア)に誘われて桜庭家にいた。美佐子は華に料理を手伝わせ、その間に指紋や血液型を鑑識能力で探ろうとしていたのだ。帰り道、見送りに出た和馬に華は別れを告げた。しかし、和馬は納得しない。捜査一課の刑事になれば家族が華との結婚を許すと和馬は言い、SNS強盗の担当になったことも華に伝えた。

 華の恋を応援するマツは、華に「泥棒ホイホイ作戦」を進言する。まず、華が桜庭家に家族旅行をプレゼント。一方で桜庭家内部の写真にお宝の画像を合成してSNSにアップする。SNS画像に食いついたSNS強盗がやって来たところを、1人残っていた和馬に逮捕させるという段取りだ。しかし、当日に美佐子が帰宅。華と和馬の密会を疑い、様子を見に来たのだ。その時、2階から物音が。和馬が様子を見に行き、尊たちも見に行くと、和馬はSNS強盗の1人と果敢に渡り合っていた。残る強盗の片割れは、華と美佐子の前に現れる。華は美佐子を手刀で気絶させ、その間に強盗を倒した。

 目を覚ました美佐子は2人の強盗のうち1人は華が倒したのでは? と疑い、果敢に犯人に立ち向かった華を桜庭家の嫁にふさわしいと認めた。


ルパンの娘 果敢に犯人に立ち向かった華は桜庭家の嫁にふさわしいと認められた イラスト/まつもとりえこ

家でもお洒落な三雲家と家でもスーツの桜庭家

 第3話でフィーチャーされたのは美佐子。桜庭家の中でも華と和馬の交際を特に反対する存在だ。家に招き、料理を手伝わせる中で華の素性を探ろうとした美佐子。三雲家と桜庭家をVS構造に置くと、両家の水と油の関係性はグッと鮮明になる。

 桜庭家は、なぜか家でもみんなスーツだ。手を切った華の代わりに、正装で1品作る美佐子。カツ丼だった。まさに、取調べする気まんまん! 典和(信太昌之)が帰宅し、その後に和馬が帰宅すると、典和が和馬に声を掛けた。

 「何してんだ。手洗って、早く着替えてこい」

 いつもスーツでいるのに、何に着替させようというのか? いつも、皆が着飾っている三雲家とはあまりに対照的である。

 さらに、華が和一(藤岡弘、)を呼びに行ったシーンも印象的だった。「夕飯のお時間です」と声を掛けただけなのに、真剣で斬りつけてくる恋人の祖父。華は真剣白刃取りをした。

 「初めまして、三雲華と申します。今、和馬さんとお付き合いを……」

 和一「すまなかった。てっきり泥棒かと……」

 初対面が真剣白刃取り。最悪の出会いだ。相性がどうこう以前の問題だと思う。

 一方で、三雲家は華の恋に意外な理解を示した。桜庭家で華と和馬が2人でいるところに現れた尊は、「お前もいい年だ。好きなだけやれ」とド直球な言葉で華を後押しする。尊の横にいる悦子(小沢真珠)は娘のラブシーンを見て、悶えてクネクネした。娘のラブシーンをガン見する両親。桜庭家とは対照的である。

 このタイミングで美佐子が緊急帰宅。華と和馬の密会に気付き、そして華に言い放った。

 「なんて汚らわしいの、この泥棒猫!」

 2004年放送の昼ドラ「牡丹と薔薇」(フジテレビ系)で小沢が発していたセリフそのままである。令和の時代に「泥棒猫!」の応酬をする美佐子と悦子。この2人もウマが合わない。美佐子は和馬からこんなことを言われていた。

 「華のお母さんはいつもお洒落で、俺にだって良くしてくれて。いつも地味で、化粧っ気もなくて、人を疑ってばかりいる母さんなんかよりよっぽど素敵な女性だよ!」

 息子の言葉にショックを受け、悦子に対抗するつもりで身につけたのがあのゴツい秘宝ネックレスなのか。美佐子なりのお洒落。どんだけお洒落オンチなのだろう。


ルパンの娘 3話の見どころ。令和の時代に「泥棒猫!」 イラスト/まつもとりえこ

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」