ニュース
» 2019年08月01日 13時30分 公開

「西日本最大なのに認知率10%」 姫路セントラルパーク、プール施設の自虐広告を展開

サイトを見にいくと、いきなり「姫センのプールをほめちぎって」とお願いされます。

[沓澤真二ねとらぼ]

 兵庫県姫路市のサファリパーク、姫路セントラルパークが、西日本最大のプールを32年も営業しているにもかかわらず、認知率が10%弱しかないと嘆く自虐広告を展開しています。


姫セン 「32年かけて、認知率10%にたどり着けました」

 そんな悲しさから「たまにはほめられてみたい」と、特設サイトは「サイトに入る前に、姫センのプールをほめちぎって」と閲覧者にお願いする仕様に。「姫センのプールは(3文字)最大」など、文を指定された条件で穴埋めしていくと、ヨイショ具合が100点満点で採点されます。


姫セン 入力を済ませて「採点する」を押すと、結果が出たのちメインページへ。「採点せずにサイトをみる」を選べば、入力をスルーして直接飛べます

 さっそく「東日本」などひねくれた言葉ばかりで埋めてみたところ、得点はマイナス34点。「お願いです……夏くらい私たちを喜ばせてください」と悲しまれてしまいました。反省して「西日本」「スライダー」「ナイト(プール)」「行く」など、模範解答を入力した結果は98点……惜しいっ。


姫セン 掲載を自粛する程度に無礼な言葉ばかり、試しに入れてみたら散々な結果に。ちなみに、最後の数字を1以下にしたり、ひどい言葉を入れたりすると、入力枠が警告のように赤くなりますが、採点に進むことはできます

姫セン 今度はまじめに解答。最後の数字は景気良く盛ってみました

姫セン 結果は満点にわずか及ばず。盛りすぎてもダメみたい

 そこで、最後の数字(夏の間に同施設へ行きたい回数)を、多すぎないよう「30」にしたら、やっと100点に。しかし、コメントは急におどろおどろしい書体になり、「よくぞまぁ心にもないほめ言葉をここまで……」と、呪いの言葉をぶつけられてしまいました。


姫セン がんばってほめたのにこの仕打ち

 ほめようが、けなそうが、面倒くさいことを言われるテストを終えると(スルーしてもOK)、やっとサイトのメインページへ。「ナイトプールもあるのに知名度は3.2%」「原因は全て、CMで名前だけ伝えてサボっていた我々にある」など、いよいよ本格的な自虐が始まります。


姫セン 「ナイトプールを知っている人はマニア」

姫セン 「これまでの姫センボタン」を押すと、ページのテキストが「姫セン」だらけになり、「中身を伝えているつもりが名前しか残らない状況」を疑似体験できます

姫セン 膨大な自虐テキストを写真にかぶせた結果、施設の良さが伝わりにくくなったポスターの数々

 PR動画内の来園者インタビューでも、「知らない」「興味がない」など、ミもフタもない声が上がるばかり。とうとう「日本一、(お客さんから)心の距離が遠いプール」と、悲しいキャッチコピーがついてしまいましたが、そのタフネスで何でも乗り切れそうな気もします。


姫セン 同施設は4月〜5月ごろにも自虐広告を展開し、和歌山や神戸に嫉妬する思いを述べていました

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/05/news021.jpg 柴犬が見つけた瀕死の子猫、最後の力で立ち上がり…… 優しさが救った小さな命が600万再生「感動と感謝です」
  2. /nl/articles/2312/06/news119.jpg 中尾明慶、「金八」で“めちゃくちゃケンカした同級生”と因縁の再会 10年前の悪態謝り倒し「芸能界でおかしくなっちゃった」
  3. /nl/articles/2312/06/news018.jpg 超大型ワンコ、予想を裏切る“ギャップ萌え”食事シーンが500万表示! お坊っちゃま感あふれる甘えっぷりに「可愛い〜」「品が良いですねw」
  4. /nl/articles/2312/06/news022.jpg インコが“断捨離”したドールハウス、中をのぞいてみると……? 衝撃の光景に「廃墟w」「大変なことにww」
  5. /nl/articles/2312/06/news111.jpg ユージ、新たな愛車は「世界一贅沢なトランポ」 ペルシャ絨毯使用のカスタムカー披露も「僕はバイクを乗せるつもりですが笑」
  6. /nl/articles/2312/06/news036.jpg 掘り起こした土がなかったときのウサギ→ぼう然 では土があったときは? うさうさブルトーザーに「想像を絶する可愛さだった」
  7. /nl/articles/2312/05/news190.jpg 「たった1カ月で行ってしまった」 桃井かおり、YOSHIKIの米国マネージャー追悼 “40年来の無二の親友”だった夫は「涙まだ止まらず」
  8. /nl/articles/1705/16/news143.jpg 「同性愛者を入店させないで」と投書した客に「もう来ないでください」 お店の回答に称賛の声集まる
  9. /nl/articles/2312/05/news138.jpg 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」
  10. /nl/articles/2312/06/news097.jpg 「何処に行っちゃったのかな」 白鳥久美子の息子、生後1か月にして“ちょっと心配”な症状 初受診で医師「この時期に通院する赤ちゃんはいる」
先週の総合アクセスTOP10
  1. オール巨人、30年モノな“伝説の1台”に自負「ここまでキレイな車はない」 国産愛車の雄姿に称賛の声「気品がある」「凄くエレガント」
  2. 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」
  5. 藤本美貴、“全然かわいくない値段”のテスラにグレードアップ スマホ一つでの注文に「震えちゃ〜う!」
  6. マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  7. 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  8. 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  9. “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  10. 900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」