阪急交通社「観光列車」の検索数ランキングBest10発表、或る列車、ゆふいんの森などを抑えて1位に選ばれたのは!?(1/2 ページ)
観光列車の種類の多さに驚きますね。
阪急交通社が、同社の旅行サイト内で検索された「観光列車」の検索件数を集計。上位となった10列車をランキング形式で発表しました。
阪急交通社では、毎年「観光列車」の検索数ランキングを公開しており、2018年7月1日から2019年6月30日までを対象に集計しています。
10位 「おれんじ食堂」(肥薩おれんじ鉄道)
「動くレストラン」とも呼ばれ、九州西海岸沿線の旬な食材で作られたメニューが提供されるのが「おれんじ食堂」。美しい海、田園風景を車窓から眺めながら、フルコースが楽しめます。坂井宏行シェフが監修したメニューは、沿線の海・山・里の幸を堪能できます。
運行区間:新八代駅〜川内駅
運行開始年:2013年
運転席の横にはこども用の展望席があり、電車好きの子にはたまらない設備と言えるでしょう。
9位 「或る列車」(JR九州)
鉄道模型の大家として知られる原信太郎氏が作成した模型をもとに、幻の豪華列車を甦らせたのが「或る列車」。1号車はクラシカルなソファ席がゆったりと配置され、2号車は組子に囲まれた個室となっています。
運行区間:大分駅〜日田駅、佐世保駅〜長崎駅
運行開始年:2015年
成澤由浩さんによるスイーツコースが人気で、地元で生産された食材、食器を使用するこだわりのメニューが味わえます。
2019年の運行予定日は、大分コースは6月〜9月の土日中心、長崎コースは10月〜12月の土日月が中心となっています。10歳未満のこどもは乗車できないので注意が必要です。
8位 「伊予灘ものがたり」(JR四国)
2019年で運行開始5周年を迎える「伊予灘ものがたり」は、5月に乗車10万人を達成し、2016年以降は乗車率が90%を超える大人気の観光列車です。
運行区間:松山駅〜伊予大洲駅、松山駅〜八幡浜駅
運行開始年:2014年
1号車「茜の章」と2号車「黄金の章」で車内のデザインが異なり、車窓からは名前の由来にもなっている瀬戸内海西部の海「伊予灘」が眺められます。
時間帯や区間、食事メニューなどが異なる4編の旅が楽しめます。途中駅での名物駅長によるおもてなしや、沿線の県民が手を振ってくれる温かなサービスも話題です。
7位 「きかんしゃトーマス号」(大井川鐵道)
SLの動態保存で知られる大井川鐵道を、こどもに大人気のきかんしゃトーマス号・ジェームス号が期間限定で走ります。2018年はレール点検車の「ウィンストン」が仲間に加わりましたが、今年は新金谷車両整備工場見学にて、特殊消防車の「フリン」が新しく登場しました。
(C)2019 Gullane [Thomas] Limited.
運行区間:新金谷駅〜千頭駅
運行開始年:2014年
トーマスの声での車内アナウンス、きかんしゃトーマス弁当などもあり、こどもは大喜びでしょう。例年10月中旬までの運行でしたが、今年は12月初旬まで運行予定となっています。
6位 「SL銀河」(JR東日本)
運行開始5周年を迎える「SL銀河」が初ランクイン。岩手県出身の宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」をテーマとしており、車内は大正から昭和にかけてのレトロな世界観を表現しています。各号車にある宮沢賢治の4つのギャラリーはファン必見です。
運行区間:花巻駅〜釜石駅
運行開始年:2014年
1号車には、列車としては世界初の光学式プラネタリウムが搭載され、乗車中に星空観賞が楽しめます。2019年の運行予定日は、釜石駅行きは土曜、花巻駅行きは日曜が中心となっています。
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