モラハラ、DV、性的圧力、経済的圧力、クルマに乗れば煽り運転 ヤバイ要素全部盛りの夫と離婚する方法「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

夫は、自分のところから出て行けるはずがないと思っている!

» 2019年08月19日 09時57分 公開
[北村ヂンねとらぼ]

 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月〜金曜11時〜 配信)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは8月14日(水)放送のドリアン助川パーソナリティー回。モラハラやDVなど、ひどい行動を繰り返す夫と離婚したいという妻からの相談。


テレフォン人生相談 パーソナリティ:加藤諦三(評論家)、今井通子(作家・登山家)、ドリアン助川(作家・ミュージシャン)、柴田理恵(女優・タレント) イラスト/北村ヂン

ヤバイ要素、全部盛りの夫と別れたい

 相談者は50歳女性。夫も50歳。子どもは3人おり、長男が25歳、長女23歳、次男21歳。子どもたちは既に家を出ており、現在は夫とのふたり暮らしとなっている。

 離婚を考えているという相談者だが、理由を訪ねると次々と夫のひどい行動が飛び出してくる。言葉の圧力……いわゆるモラハラ。性的圧力(おそらく性行為を強要されている)。さらに暴力。

 子どもたちがいたときは、それでも我慢していたものの、その子どもたちも独立した。

 「去年くらいに、暴力が元で家を出たんですね。そのときに、シェルターに入る入らないのところまで行ってたんですけど……」

 ここでいう「シェルター」とは、暴力を振るう配偶者や保護者から、被害者を一時的に隔離するための施設「DVシェルター」のこと。

 家を出た相談者は、弁護士を間に入れて離婚への話し合いをしようとしたのだが、夫は完全拒否。シェルターに入る勇気もなく、結局「もう暴力だけはやめて」ということで家に戻ってしまったという。

 「家に戻って半年ぐらいしたら、今度はお金がもらえなくなったんです」

 生活費としてのまとまったお金がもらえず、必要な分を請求すると、その分だけ渡されるというシステムに。

 モラハラ、性的圧力、DVに続いて経済的圧力! ヤバイ夫要素、全部盛りだ。

 さらに、この夫のヤバさは妻である相談者だけではなく、他人に向けられることもあるのだという。

 クルマを運転していて、他のクルマに追い抜かれるとブチ切れ、執拗に追い回して抜き返す

 会社を経営しているということで、気に入らない社員は徹底的に潰す。インフルエンザで休んだ社員に対し、「予防接種のお金を払ってるのに休むのはおかしい」と欠勤扱いにする。

 離婚どうこう以前の問題として、こんな行動を繰り返していたら、何か大きな事件に発展しかねない……。やっぱりヤバ過ぎる夫だ。

モラハラタイプはますますつけ込んでくる

 この日のアドバイザーは弁護士の大迫恵美子。まず、「今のアナタを助けてくれる人はいますか?」と問いかける。

 「親ももう年取ってきて、病気抱えていて……というのはあるけど、話は聞いてくれる」

 「話を聞いてくれるだけでは足らないです。アナタが逃げ込んだ時にね。盾になってくれる人」

 親もそこまでは助けてくれそうにないし、子どもたちも「お母さんがハッキリ言わないから悪い」というスタンスだという。年老いた親はともかくとして、子どもたちは母親がDVを受けている現場も見てきただろうに……。意外と子どもにはいい顔をする父親だったのだろうか?

 「20何年間も結婚生活を続けてきた方の離婚の問題で一番難しいのは本人なんですよ。本人が何度も戻ってしまう」

 長年、モラハラやDVを受け続けてきたせいで、自信や自尊心が非常に低くなってしまっているため、自分で自分を守ることができなくなってしまっている。そして、モラハラ・タイプの男は、そういうタイプの人にはますますつけ込んでくるのだ。

 「だから、離婚することがいいことなのかどうか、自信がないから相談してるでしょ?」

 「うん……うん……(涙声)」


テレフォン人生相談 モラハラ夫によって自信を潰されてしまった相談者、辛すぎる! イラスト/北村ヂン

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」