子どもを叱るときの理想と現実 子育ての悩みを描いた漫画に共感の嵐「うちのことかと思った」「なかなか上手くいかない」

理想はわかってる。わかってるんだけれど……無理。

» 2019年08月23日 07時30分 公開
[林美由紀ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 子どもを叱るときの理想は分かっているつもりだけれど、常にうまくいくはずもなく、現実ではつい「コラ」「やめなさい〜」などと雑然と叱ってしまうこともあります。そんなままならなさを描いた漫画『「叱る」理想と現実』に子育て世代からの共感が集まっています。


叱る」理想と現実05 頭では理想の「叱り方」がわかるけど、実際はなかなか……

 子どもを叱るとき、まずは目線を合わせて落ち着いた声でゆっくり話しかける。なぜいけないのか子どもにわかるように伝え、どうするかを教えて、できたらほめる……というのが理想です。ですが実際には目線は合わないし、話は聞いてくれないし、何度も同じことをするし、次から次へと叱ることが出てくる。次第に体力も気力も無くなり「理想の叱り方」とはほど遠くなってしまうこともしばしば。

 漫画を投稿したふるえるとり(@torikaworks)さんは、子どもや周囲に危険があるようなことは必死に伝わるように叱るものの、一日中叱るのもつらく、叱ることの難しさをつづっています。


叱る」理想と現実01 叱るときの理想は目を見て穏やかに子ども目線で


叱る」理想と現実02 実際には目も合わないし話も聞いてくれない


叱る」理想と現実03 「叱る」って難しい

 ふるえるとりさんの場合は、「さ〜〜〜叱られる前にやめよう さん に いち…」とカウントダウンをして猶予を与える方法でうまくいったという経験談も紹介しています(ただし子どもによっては恐怖心を持ってしまうかもしれないので推奨しているわけではなく、試す場合は子どもの様子を見てほしいとしています)。

叱る」理想と現実04 カウントダウンしてゆうよを与える方法で成功した ふるえるとりさん体験談

 叱られてもすぐに理解できる訳もなく、黙って話を聞けというのも無理な話。自分が悪いと理解できるようになっても「叱られる」のは居心地が悪いものですし、子どもの立場になれば、話を聞きたくないのも分かります。でも、叱らなくてはいけない場面は多々ありますから、親はいつでもせめぎ合いですね。

 この漫画の読者からは「わかります( ;∀;)わかり過ぎます( ;∀;)そんな理想通りにいきませんよね( ;∀;)( ;∀;)」「うおおおおうちのことかと思いましたぁぁぁ」「感情的になってはいけないと分かりつつ心に余裕なく後悔の日々です」「見ない、聞かない、じっとしてない これが続くとこちらも平然としてられないしイライラをぶつけるような形で叱ってしまう事が多々あります。なかなか上手くいかないですよね……」など、共感を得ています。

 ふるえるとりさんはこの他にもエッセイ漫画を自身のアカウントに多数掲載中。また、8月29日には子育てエピソードを詰め込んだ単行本『母ちゃんだってほめられたい。』が発売予定となっています。

画像提供:ふるえるとり(@torikaworks)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/14/news065.jpg 天皇皇后両陛下の那須静養、愛子さまが天皇陛下のため蚊を手で払う場面も…… “仲むつまじいショット”が約240万再生
  2. /nl/articles/2409/13/news079.jpg 「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
  3. /nl/articles/2409/14/news035.jpg 「変わりすぎやん!」 たった5年間で…… 梅田の町並みの“激変”に衝撃の声 「ここがこう!?」「再開発ってすごい」
  4. /nl/articles/2409/14/news006.jpg これは憧れる…… “1人暮らし歴5年”のこだわりがつまった“1K7畳”に反響 「なんておしゃれ」の声
  5. /nl/articles/2409/13/news194.jpg 「浮ついた気持ちあった」 “30万人が視聴”有名ストリーマー、セクシー女優との“不倫疑惑”を弁明
  6. /nl/articles/2409/14/news033.jpg 夫の弁当を8年間作る妻、寝起き5分で作り始める弁当をのぞくと…… “お互いストレスが少ない”秘密に「お店で売ってたら絶対買う」
  7. /nl/articles/2409/14/news009.jpg そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  8. /nl/articles/2409/12/news004.jpg 雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
  9. /nl/articles/2409/07/news027.jpg “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  10. /nl/articles/2409/13/news083.jpg 「SPY×FAMILY」“アーニャ語”っぽい駅名が発見される→「ワロタ」 「シュール」と“8.1万いいね”
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」