ニュース
» 2019年08月24日 19時30分 公開

幼いころ別れた姉、20年ぶりの再会は葬式――姉の忘れ形見に出会う漫画「姉に似ている女の子」に涙腺が緩む(1/2 ページ)

悲しいけれど優しいお話。

[Tomo,ねとらぼ]

 両親の離婚で離ればなれになった姉弟の漫画「姉に似ている女の子」に「泣いた」「涙腺が壊れました」と反響が寄せられています。作者は『落ちてるふたり』などを手掛ける漫画家の西原梨花(@tmk_402)さん。

 7歳のときに両親の離婚で5歳上の姉と離ればなれになった宏介。20年ぶりの姉との再会は彼女のお葬式でした。姉の娘、杏と対面した宏介は、姉そっくりの姿に驚きます。

20年ぶりの再会は……

 数年前から病気だったことを娘以外には伝えていなかった姉。それを「冷たいね」と言う参列者に、宏介は事情も知らずに勝手なことを言うなと内心憤ります。しかしそんな彼も、姉と最後に話したことを覚えていません。一度でも姉に会えば良かったと悔やみます。

 杏から姉の話を聞きながら、一緒に過ごした日々のことを思い出す宏介。両親が口論を始めるとイヤフォンで耳をふさいでくれたこと、離ればなれになるときに「私についてくるって言ったのに」と言われたこと……。姉は自分のことを杏に話していただろうか、と気になるけれども聞けない宏介。

杏に姉の面影を重ねる宏介

 そして姉が病気のことを隠していたのは、自分と過ごしたあの家に帰るつもりだったから、誰にも心配をかけたくなかったからだと思い至ります。そうであってほしいという、願望も込めて。

 杏を広島の祖父が引き取るか、東京の祖母と宏介が引き取るで両親が言い争いを始め、宏介は杏にイヤフォンを付けてあげます。「お母さんがやってくれたやつ!」と笑顔になる杏。自分も小さいころにやってもらっていたと宏介が話すと、「知ってるよ。お母さんが話してくれた」――その言葉に、宏介の目から涙がこぼれるのでした。

 「姉ちゃんは俺が嫌いだったんだろ」と思っていた宏介。姉に会うのをやめたことへの後悔もあって、姉が自分のことをどう思っていたのか気になっていたのでしょう。だから姉が杏に自分のことを話していたかどうかを知りたくて、聞けなかった……。杏の話でわだかまりが解けたことで、彼は姉の死に向き合い、泣くことができたのかもしれません。

 これから杏は宏介と東京へ行くことに。悲しいけれども優しく、この先には希望が待っているのではないかと思える物語でした。

 西原さんが「没ネームなのですが、せっかく描いたので」とTwitterに投稿したこのお話。「これが没なんてもったいない」「大好きです」「大切な人を思い出しました」といったリプライが寄せられています。

「姉に似ている女の子」

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 葉月里緒奈、美人な元マネジャーと“再会2ショット” 「共演した俳優さん達は私ではなく彼女を口説いてました」
  2. docomo×進撃の巨人キャンペーンの商品「リヴァイ兵長フィギュア」が悲惨な出来だと話題に → 公式が謝罪「対応方法を検討しております」
  3. 有吉弘行、妻・夏目三久との“イラストショット”を公開 蛭子能収からのプレゼントに「下書きも消さずにうれしい!!」
  4. 「印象が全然違う!」「ほんとに同じ人なの!?」 会社の女性に勧められてヘアカットした男性のビフォーアフター動画に反響
  5. 梅宮アンナ、父・辰夫さんの看板が黒塗りされ悲しみ 敬意感じられない対応に「残酷で、余りにも酷い行為」
  6. 子猫が、生まれたての“人間の妹”と初対面して…… 見守るように寄り添う姿がキュン死するほどかわいい
  7. 工藤静香、バブルの香り漂う33年前の“イケイケショット” ファンからは「娘さんそっくり」「ココちゃん似てる」
  8. 板野友美、エコー写真とそっくりな娘の顔出しショットを公開 ぱっちり目の美形な姿に「こんな美人な赤ちゃん初めて見た」
  9. 後藤晴菜アナ、三竿健斗との2ショット写真で結婚を報告 フジ木村拓也アナ、鷲見玲奈アナからも祝福のコメント
  10. 「とりあえず1000個買います」 水嶋ヒロ、妻・絢香仕様の“白い恋人”に財布の紐が緩みまくる