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» 2019年08月26日 11時30分 公開

【食レポ】カツのソース代わりにからあげをかける、かつや「生姜からあげだれのチキンカツ丼」にはパワーと調和があった

かつやの”問題作”は、地味に仕事ができている一品。

[辰井裕紀,ねとらぼ]

 とんかつ・かつ丼チェーンの「かつや」は8月19日から期間限定で「生姜からあげだれのチキンカツ丼(税込637円)」「生姜からあげだれのチキンカツ定食(税込745円)」を販売しています。

 文字通りからあげを”タレ”として扱い、「カツのソースの代わりにからあげをかける」という理解に苦しむ(?)このメニューは、話題となった「カレーうどんカツ丼」に続く2019年 SUPER HUNGRY SALE第2弾として登場し、今回もSNSで注目を集めています。



かつや 生姜からあげだれのチキンカツ定食

かつや こちらは生姜からあげだれのチキンカツ丼

 そもそも、からあげをカツのタレにするというのは、どういったことなのでしょうか? それを確かめるべく、かつやへ向かいました。


かつや SUPER HUNGRY SALE開催中

かつや 「生姜からあげのタレ?」自問自答する看板


黒光りするからあげが”タレ”

 そして店に入るなり「生姜からあげだれのチキンカツ丼」を注文。気持ちを高ぶらせながら待っていると、肉の世界からの使いがやってきました。


かつや タレがけのからあげがドンと乗る

かつや 横から見ると山脈

 なにやら黒光りするからあげが、チキンカツの上にこんもりと鎮座しています。日本のどんぶり界にいままでなかったビジュアル。


かつや 上から見ると、こう

 肉オンザ肉。まるで肉の鏡もちのようなただならぬ風格を醸し出していますが、勇気を出してまずは上のからあげだけを食べてみましょう。


かつや タレがたっぷりかかったからあげが「タレ」

 生姜のきいた甘じょっぱくて濃いタレがたっぷりで、脂身の乗ったからあげ。濃い味好きなら箸がすすむ味です。

 次は下のカツを食べてみました。からあげの下にあるカツはすでにからあげのタレを大いにまとっていて、こちらも味がしっかりついています。


かつや タレがしっかりかかったカツ

 なるほど、からあげからタレがカツへ乗り移るさまを見ると、「からあげ=タレ」と拡大解釈してもいいかもしれません。

 なお唐揚げの下にないカツはタレがかかっていないので、タレがけのカツと、タレなしのカツの味のコントラストを楽しむことも可能です。


かつや タレなしカツもまたいい

タレ(からあげ)とカツを一緒に食べると……

 ちなみにからあげが「タレ」であれば、一緒に食べるのが一番ではないか……と思い、からあげとカツを一緒に食べてみました。


かつや 2つ一緒にパクリ

 タレたっぷりのからあげと、タレのないカツがお互いを補完しあうとともに、2つの肉の柔らかさが似ているので、意外なほど一体化した味をパワフルに楽しめます。思った以上にいい。


かつや けっこう多いマヨネーズ

 ポイントなのが、たっぷりのマヨネーズ。多少味に飽きてきたときにこれを合わせると濃厚なコクをプラスできます。


かつや 絡めて食べると……さらに濃い

 あとたくさんのキャベツ。濃い味を中和するための口直しとして機能し、口中をニュートラルな状態に戻してくれます。


かつや 実はキャベツが多い

 実は肉だらけの濃い味ゾーンと、キャベツとごはんだけの薄味ゾーンが分かれているので、交互に食べ進めていくと、口の中が濃厚一辺倒にならないのは意外でした。


かつや ソースをかければ2つの濃い味が共演

 ただ、とことん濃い味を楽しみたいなら、キャベツへのソースは欠かせないでしょう。なみなみとかけると、ソースと生姜だれの共演が楽しめます。


かつや 肉とごはんの量のバランスが意外にいい

意外にバランスの取れた丼

 肉ばかりの丼という感じではなく、意外と肉、ごはん、キャベツのバランスが取れている感じ。そして肉やごはんと格闘しているうちに、終盤戦へ突入します。


かつや 生姜だれがたっぷりついたごはん

 最後はタレがたっぷりついたごはんが顔をのぞかせるので、ウイニングランとばかりに平らげました。


かつや 完食

 きれいさっぱり完食しました。たっぷりの肉がもたらす満腹感と満足感が残ります。

 ただやはり肉の存在感が強い丼だからか、途中で思わず汁物が欲しくなりました。豚汁を合わせるのもよさそうです。

 なおプラス108円(税込)でからあげを大盛(2倍)にできます。


かつや 豚汁をセットにするのもいい

 一度だけの「びっくり箱」のようなメニューと思ったら、実は地味に仕事ができていて、普段づかいで食べられるバランスを持った料理だと感じました。

 ちなみにお店によって微妙にタレのかかり具合が違うようなので、それも楽しんでみてください。


辰井裕紀


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