よるドラ「だから私は推しました」今夜最終回 ハナのいじめ疑惑真相と花梨の脱退理由にドン引き、ハッピーエンドってある?(1/2 ページ)
サイコパスな部屋に監禁!? 嘘回想シーンにまた騙された。
NHK「よるドラ」「だから私は推しました」(土曜23時30分〜)第7話。ハナとの和解から、解散決定……今回も、ものすごいジェットコースター展開だったわけだが、どうにもこうにもアイドルとオタたちの距離感の近さが気になってしまった。
ハナのいじめ疑惑は、だいぶ黒寄りのグレー!
ずっと推してきたアイドル・ハナ(白石聖)がウソをついていたことが発覚し、現場を他界してしまった(ライブには行かなくなった)遠藤愛(桜井ユキ)。
ハナがついていたさまざまなウソの中でも、やはり一番ショッキングだったのは、ハナが高校時代にいじめをしていたという話。しかも、いじめられていた相手は心を病んでリストカットまでしてしまったんだとか。本当だとしたら、さすがにドン引きだ。
この、いじめ疑惑について書かれたサイトがネットで拡散され、ハナがステージにも立てなくなっていると知った愛は、サニサイのトップオタ・小豆沢(細田善彦)とともに、真相を突き止めるため動き出す。
ハナの同級生を探し出して話を聞いたところ、この件はオフホワイト……よりもだいぶ黒寄りのグレーだったようだ。
松田杏子(優希美青)はインターナショナルスクールの彼氏ができたことで、いじめグループに目を付けられるようになった。そこでハナは、いじめグループに気に入られるため、杏子が変な外国人と写ったコラ画像を作ったのだ。
その画像はいじめグループによって学校中に拡散。ハナは積極的にいじめに加担していたわけではないが、それでも責任は大きい。そりゃあ杏子の母親もライブに乗り込んでくるわという、なかなかドン引きな案件だ。
それでも、かつてリア充を装うため、なりふり構わずSNSで「いいね」を集めていた愛は、「好かれたくてちょっと都合良く言っちゃう。嫌われるのが怖くて、媚びてウソを言っちゃう」ハナの気持ちが分かるというのだ。
はじめてサニサイのライブを見た時、歌もダンスもダメなのに、グループの一員でいようとするハナを見た愛は「自分のように思えて」嫌悪感を抱いていた。
2度目のライブでは、それでも逃げずにステージに立つハナの姿に「あなたは私なんだ」と感じて推していくことを決心。
どこまでも自分を投影して、二人三脚&一心同体状態で推してきたからこそ、ここまでドハマリし、ハナのウソを許せなかったのだ。
トップオタとオフでちょいちょい会ってるアイドルはイヤだ
小豆沢と、サニーサイドアップのセンター・花梨(松田るか)の手引きでハナと愛は仲直り。火元となったサイトも削除され、ハナもライブに復帰出来ることになったが、ブリザガさん(誰!?)がプロデュースするボーカルユニットに誘われているという花梨が土下座して卒業を懇願。結局、サニーサイドアップは解散することになってしまう。
たびたび解散の危機を乗り越えてきたサニサイだったが、最終的な解散理由はこんなことかー!
サニサイ結成前から花梨と知り合っていた小豆沢が引き留めようとするが、ステップアップするために卒業したいという気持ちは固そう。そして、もっと大きな要因は「小豆沢が自分だけを見てくれていない」ということにありそうなのだ。
ライブ中や、物販中など、ちょいちょい愛のことを気にして目線をやっていた小豆沢。確かに愛と小豆沢の距離感は妙に近いんだけど、そもそも花梨と小豆沢もアイドルとオタクの関係にしては近すぎる!
アイドルグループのセンターが、トップオタから電話一本で呼び出されたり、ちょいちょいプライベートで会っていたり……こんな事実、他のオタたちは耐えられるのか!? ある意味「過去にいじめをしていた」こと以上にイヤだ。
まあ、サニーサイドアップみんな、プライベートで一部のオタクと会いすぎなんだけど。もうちょっと管理しようよ、運営……。
「私の理想は、私だけのオタでいてくれるアズキさんなんです」
とのことだが、みんなで推してきたグループを解散に追い込んだ理由のひとつが自分にあったと知らされたら、それはそれで耐えられそうにない。いろいろと罪な女だぜ、花梨!
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