「LINEマンガ」がマンガ家志望者に向けた新デビュープログラムスタート 最短即日でスカウトメール
プロマンガ家への近道となるかもしれません。
LINE Digital Frontierは自社が運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」において、誰でもオリジナル作品を投稿・閲覧できるプラットフォーム「LINEマンガ インディーズ」を活用した新たなデビュープログラム「フロンティアデビュープログラム」を、9月24日に開始すると発表しました。
「LINEマンガ」は、アプリや「LINE」上で気軽にマンガ作品が楽しめるスマートフォン向け電子コミックサービス。2015年からは「LINEマンガ インディーズ」の提供を開始したほか、「LINEマンガインディーズグランプリ」など多数の漫画賞を開催してきました。
同社はこれまでのマンガ業界において、プロ漫画家としてデビューするためには、出版社に作品を持ち込んだり、編集部内で行われる連載会議を通過したりということが一般的だったと説明。しかしそれには半年から数年の期間が必要なほか、デビューまでの期間は収入が得られないなど、作品作りに専念できない環境があったとしています。
こうした状況について「LINEマンガ インディーズ」では、最短距離でマンガ家デビューを目指せる新たなプログラム「フロンティアデビュープログラム」を開始します。プログラムでは16週間のお試し連載である「トライアル連載」に挑戦後、多くの読者から支持が得られた作品は「本連載」としてプロデビューできるという仕組みを採用。また運営メンバーが魅力を感じた作品には“最短即日”でスカウトメールが届くとしています。
スカウトメールが届いた場合は、条件や目標を話し合ったのち、16週間の「トライアル連載」に挑戦することができ、トライアル連載中は1ページ8000円以上の原稿料が発生するほか、「LINEマンガ」の毎日無料タブにある「曜日連載」コーナーに作品が表示されます。また運営メンバーから読者の反応をまとめたレポートが届くなどのサポートを受けながら、一定の条件を満たすことで本連載化が決定すると、原稿料がアップしたり、16週間という期間の縛りもなくなったりするので、より安定した環境でマンガ制作に専念できると同社。トライアル連載終了後に本連載に至らなかった場合には作品の全権利が返されるので、他社への持ち込みやSNSでの作品公開も自由に可能だとしています。
また同社はこのプログラムの開始を記念した特別イベント「Manga Meetup〜明日マンガ家になれる方法〜」を10月19日に開催予定。本プログラムの内容や特徴などより詳しい説明が聞けるほか、Webを中心に活動しているマンガ家のカメントツさんと、LINEマンガ編集部 編集長の中野崇さんによるトークショーの実施が予定されています。
フロンティアデビュープログラム
- 最短即日でスカウトメールが届く
投稿された作品の中から、本プログラムの運営メンバーが1人でも魅力を感じた作品には“最短即日”でスカウトメールが届きます。一般的な連載会議はなく、非常にスピード感のあるプログラムです。
- 安定した収入が得られる
トライアル連載中は原稿料(1ページ8000円〜/モノクロの場合)に加え、課金売上、広告収益の分配金といった報酬を得ることができます。この原稿料は、紙の雑誌でプロデビューした新人マンガ家と同等の金額となっており、安定した収入で安心した作品づくりを行うことが可能です。
- 作品の全権利が返還される
トライアル連載終了後、本連載に至らなかった場合には作品の全権利をお返しいたします。他の出版社への持ち込みやSNS等での作品公開など、自由に続きを制作することが可能です。
参加方法
1:「LINEマンガ インディーズ」にオリジナル作品(※)を投稿します。
2:投稿から最短即日で、運営が魅力を感じた作品にスカウトメールが届きます。
3:条件や目標を話し合ったのち、「トライアル連載」に挑戦できます。
(※)作品投稿はPCのみ可能です。現時点ではスマートフォンからの投稿はできかねますのでご了承ください。また、作品投稿にはコミュニケーションアプリ「LINE」アカウントが必須となります
フロンティアデビュープログラム開始記念イベント「Manga Meetup〜明日マンガ家になれる方法〜」概要
- 開催日程:2019年10月19日 15:00〜17:00
- 場所:LINE株式会社オフィス
- 住所:東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 23F
- 定員:80人
- 対象:マンガ家としてプロデビューを目指す方
- 申込期間:2019年9月29日(日)23:59まで
- 主催:LINE Digital Frontier
※内容や開始・終了時間は予告なく変更となる可能性があります。
(Kikka)
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