「霊的なアレな怖いやつなんだって!」 余計な話だらけのホラー漫画「こわい話DX」が怪談ヘタすぎる
その女の人は、どん兵衛のうどんくらい白い服を着て、ペヤングくらいクシャクシャの長い髪をしてたんだって……。
「何事もやりすぎはよくない」といいますが、それはホラーにもあてはまるようです。
漫画家の小雨大豆(@kosamedaizu)さんがTwitterに投稿した漫画「こわい話DX」は、デラックスすぎる語り口のせいで逆に残念な感じになった怪談を描きます。
その物語は、とあるタクシーが夜道で女性客を拾ったところから始まります。タクシー運転手の怪談はいわば鉄板のシチュエーション。いったいどのような恐怖体験が語られるのでしょうか?
「女の人は、どん兵衛のうどんくらい白い服を着て、ペヤングくらいクシャクシャの長い髪をしてたんだって」「女の人は、生活のためにタクシーの運転手になろうと思って免許を取った運転手さんに」「湖に… あ 湖池屋さんの字に使われてる湖ね に行きたいって一言…」
説明めちゃくちゃ丁寧だな! どうやら女の人は湖に行きたいようです。
ものすごい方向から例えが飛んでくる「丁寧な怪談」はなおも続きます。
「で運転手さん 賞味期限が6日すぎた食べ物食べるくらい おそるおそる聞いたんだって」「そしたら女の人は イベント前日に何回もシミュレーションしたのに いざあこがれのサークルさんの前に来たら何も言えずに本だけ買っちゃう時みたいに だまーったままで…」
彼女が行き先に指定した湖では入水があったもよう。めちゃくちゃ怪談っぽい展開なのに、なぜか全く怖さを感じません。
湖に到着し、後部座席をおそるおそる振り返った運転手。するとそこに女性の姿はありませんでした。
「そこには おじさんの寝汗くらいしっとりした あれがあったんだって」「そう つまり 女の人は…」「霊的なアレな… 怖いやつなんだって!」
あまりにグダグダなオチに、背景には「おばけのホーリー」が飛んでいます。怪談には、ストーリーと同じくらい語り手の技量が大切なのだとよくわかるお話でした。稲川淳二さんってすげえや!
画像提供:小雨大豆(@kosamedaizu)さん
関連記事
都市伝説「きさらぎ駅」に残業帰りのサラリーマンが迷い込んだ―― 漫画『きさらぎ駅並行』がドキドキする
オカルトマニアの頼もしさがすごい。霊感がある彼氏が背後霊の方ばかり見てる件 嫉妬した彼女が背後霊に完全勝利する漫画
最後に愛は勝つ!「いい話だなぁ(白目)」 幽霊と同居をする優しいストーリーを描いた漫画のラストに思わず涙が引っ込む
ジャンルをハートフル漫画にするかホラー漫画にするか迷うところ。“除霊のアフターサービス”が無料だったワケ エッセイ漫画「霊感一家のふしぎな実話」インタビュー
信じるか信じないかはあなた次第です……けど、無料にする理由は分かりやすい。神社と相性が良くて、おみくじが14年連続で大吉? エッセイ漫画「霊感一家のふしぎな実話」インタビュー
信じるか信じないかはあなた次第です……けど、確率的におかしくないですか、それ。「ホラーのお約束」を斜め上の方法で回避 超人的女子高生の漫画がパワフルで楽しい
やはり力こそパワー!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
- プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
- 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
- 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
- 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
- ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
- 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
- もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
- アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
- スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
- 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
- 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
- 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
- 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
- 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
- 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
- かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
- 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
- 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
- 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
- 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」