「経済的に破綻するまでYouTubeに挑戦する」 “魂のこもった猫動画”を投稿し続けるCaTuberとは(1/2 ページ)

動画が増えるのが楽しみです。

» 2019年10月05日 22時00分 公開
[神奈川はなねとらぼ]

 「経済的に破綻するまでYouTubeに挑戦する」―― そんな決意でスタートしたYouTubeチャンネル「CaTuber猫たかDチャンネル」。「中途半端に生きてきた」と語る猫たかDさんはなぜ猫を撮り始めたのか、お話を伺いました。


猫たかDさんが投稿している猫動画

YouTubeを始めたきっかけ

 8年間勤めた会社を2019年6月に退職したばかりの猫たかDさん。大学卒業後、1年ほどカメラマンとして働いていましたが退職してからもカメラマンを諦められず、結婚式などの撮影の仕事をしていました。それだけでは生活できず契約社員の仕事をスタート。平日は安定した収入の工場勤務、休日はカメラマンというダブルワークをこなします。



 撮影のない週末は休日出勤で収入が得られて時給も徐々にアップしていく工場勤務。猫たかDさんは「今でもこの働き方は理想的なんじゃないかと思う」と語ります。入社して数カ月たった頃、一緒に働く30代、40代の先輩に「やりたいことがあるなら早く次の所へ行った方がいい」とすすめられた猫たかDさん。自分の中にも「ずっと何かに挑戦したい」という気持ちがあったといいます。



 そんなタイミングで職場の上司が交代。新しい上司は人がいる前で怒鳴り散らすような人でした。社員や派遣社員が次々に辞めていく中でターゲットになってしまった猫たかDさん。車のローンが終わるなどの諸条件が整ったので退職を決意します。



 仕事を辞めた猫たかDさんは好きなこと(=野良猫の撮影)に挑戦することに。実は10年以上前から野良猫の撮影をしており「世界中の猫を撮って残りの人生を過ごせたらどんなに幸せだろうか」と思っていたそうです。

 そうして“CaTuber”として「経済的に破綻するまでYouTubeに挑戦する」ことを決意し、活動を始めた猫たかDさん。YouTubeチャンネルに“魂のこもった猫動画”をほぼ毎日投稿しています。

 撮影場所は海沿いや漁港、さくらねこや地域猫がいる所。登場する猫たちはみんな自然体で、映像もきれいです。撮影のコツを伺ったところ、「逃げる猫か逃げない猫かを見極めて低姿勢で近づいていってプレッシャーを与えないこと」とのお答えが。その“見極め”が難しそうです。





 Twitter(@neko_takad)やInstagram(neko_takad)、ナレーション入りの動画にも挑戦している猫たかDさん。今後は日本全国をまわって野良猫撮影をしたい、世界中を歩いて猫を撮影したいという目標も教えてくれました。


動画が取得できませんでした
ナレーション入りの動画「無職おっさんの猫散歩」

CaTuber猫たかDさん 猫の視線で撮影をしています

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/28/news195.jpg 岡田紗佳、一連の騒動を生中継で謝罪 頭を深く下げ「申し訳ございませんでした」
  2. /nl/articles/2501/28/news155.jpg がん闘病の森永卓郎、容態急変後にモルヒネ投与で“結構厳しい状況” スタジオ出られず弱々しい声で「そう長く持たないかもしれない」「本格的に転移が始まったよう」
  3. /nl/articles/2501/29/news045.jpg 新潟のお葬式で香典返しにもらった“謎の白い物体” パッケージにも情報なし「これなんだかわかりますか?」
  4. /nl/articles/2501/26/news053.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  5. /nl/articles/2501/29/news086.jpg 鮮魚店で売れ残ったタコを水槽に入れたら、数週間後まさかの展開が…… 胸を打つ光景に「目が腫れるくらい泣いてます」
  6. /nl/articles/2501/28/news034.jpg 大人なら5秒で解きたい!「9+0÷2−3」の答えは?【算数クイズ】
  7. /nl/articles/2501/29/news058.jpg 「うちの祖父(81)わけてほしいわこのセンス……」 衝撃的な私服コーデに驚きの声「本物のイケジイ」「目標にします!!」
  8. /nl/articles/2501/29/news023.jpg 買ったばかりの家の風呂場に”ありえない欠陥” 信じられない状況に「そんなことある?」「取り付けた業者……」
  9. /nl/articles/2501/27/news073.jpg 「昔はモテた」と自慢げな父→娘は“絶対ウソやん”と思っていたけど…… 当時の姿に「ハハハ冗談だろ?」【海外】
  10. /nl/articles/2501/29/news122.jpg 正方形のスカーフ1枚→切ってゴムを縫い付けるだけで…… 魅力的な完成品に「デザインがきれい」「簡単に作れました」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」