KFC公式はカーネルおじさんをどうしたいんだよ! 話題の「カーネルおじさんとデートできる恋愛ゲーム」を遊んでみた
Steamレビューは「非常に好評」。
以前より「公式が病気」「KFCはカーネル・サンダースをどうしたいんだ」などと話題になっていた(関連記事)、「カーネルおじさんと恋愛(?)できるゲーム」がこのたび正式にリリースされました。
「I Love You, Colonel Sanders! A Finger Lickin' Good Dating Simulator」と名付けられたこのゲームは、なんと米KFC社が公式にリリースしたもの。ゲームプラットフォーム「Steam」で配信されており、無料で遊ぶことができます。残念ながら全編英語なので、Webの翻訳サービスを駆使して雰囲気をつかみつつ、遊んでみました。
Steamでの解説によると、このゲームは数時間で遊べ、9人の愛らしいキャラクターが登場。カーネル・サンダースとデートできるそうです。タイトルは直訳すると「愛してるカーネルおじさん! 指をなめなめ、最高のデート・シミュレータ」といったところでしょうか。指をなめるのは「素手で食べるからおいしくて、つい」という意味でしょう。あまり深読みしてはいけません。
内容はよくある恋愛アドベンチャーゲーム。基本的に会話を楽しみ、時おり選択肢が出てくる例のやつです。プレイヤーは料理学校に通う生徒になってスクールライフを送ります。ちなみに最後までうまく進めると、見ようによってはカーネルおじさんと「もう俺たち、付き合ってるんじゃね……?」というアツい関係になれます。
始めるとすぐ、海外で開発されたはずのこの恋愛ゲームが、日本のそれをすごく意識した作りになっていることに気づきます。主人公の部屋の壁に貼られたポスターにでかでかと漢字で「鶏」と書かれていたり、学校に登校してみれば、教室に置かれた机やイスが日本の学校でよく見るタイプのものだったり。日本のアニメやゲームに触れて育った人たちが作ったんだろうな。
学校へ行くと、さっそくいろんなキャラクターが話しかけてきます。おてんばなミリアム。欲しいものはなんでも手に入れるわがままガール・アシュリーあたりはまだいいとして、やたらマッチョなバンバンや、ロボットまでもがクラスメイトとして登場。学校を取り仕切る教授は「犬」です。そこに加えて「この学校にはハーランドという変わり者がいるらしい」との噂が。まもなくそのイケメン、ハーランドが登場します。彼は登場するや否や、「カーネルと呼んでくれ!」と距離感を詰めてきます。そう。このハーランドこそがカーネル・サンダースなのです。
良く言えば個性的な、悪く言えば統一感のないこれらのキャラクターとともに物語は進行します。突然のクイズあり、じゃがいものお化けみたいなやつとのコマンドバトルあり、間違えると即ゲームオーバーになる選択肢ありと、さまざまなアイデアが詰まっています。気が付けばちゃんとこのゲームを遊ぶ自分の姿がありました。なお、おなじみの「ビスケット」や「チキン」が登場する場面は、本当においしそうに描かれているので、プレイする時間帯にも注意が必要です。深夜の「飯テロ」となる可能性があるからです。
さて、お待ちかねカーネルおじさんの「攻略」ですが、ポイントは「あわてないこと」です。リアルの恋愛と一緒ですね。このゲームのカーネルおじさんは、焦って思いを伝えたり、先走った行動に出る人が苦手な様子。選択肢が表示されたら、直接的な言動を避けるといいでしょう。ゆっくりと2人の関係性を築いていけば、やがて「隠れ家」へのお誘いがあって……さて、その先は? 実際に遊んでみた人だけが知る世界が広がっています。
ちなみにSteam上でのレビュー数は、リリース後10日ほどしか経っていないにも関わらず、すでに4000を超えており、評価は「非常に好評」です。
(たちこぎライダー)
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カーネルおじさんがはっちゃけてます。
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