なぜ長男は里帰りしないのかと悩む相談者へ「嫌いな奴と会わなきゃいかん苦しみが一番嫌だね」のアドバイス 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

里帰りするようにうっとしいまでにアプローチする姑。

» 2019年10月07日 10時35分 公開
[北村ヂンねとらぼ]

 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月〜金曜11時〜 配信)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは10月4日(金)放送の今井通子パーソナリティー回。結婚して家を出ていった長男が、なかなか里帰りしてくれないと悩む母親からの相談。


テレフォン人生相談 パーソナリティ:加藤諦三(評論家)、今井通子(作家・登山家)、ドリアン助川(作家・ミュージシャン)、柴田理恵(女優・タレント) イラスト/北村ヂン

アナタは尊敬していません!

 相談者は58歳女性。夫は64歳。長男34歳は既婚で4人の子持ち。次男31歳は独身。どちらも独立し実家からは出ている。また夫の母親(義母)89歳とも同居していたが、現在は入院中

 この長男が、最近なかなか会いに来てくれないことで相談者は悩んでいるという。結婚当初は年に4、5回は会いに来ていたというが、子どもも増え、段々と回数が少なくなっていった。

 「それで、『私も孫の顔も見たいから。ウチの雰囲気にも慣れるためにも、こちらにも来るように』って催促したんです」

 しかし、実家から1時間半くらいの場所に済んでいた長男が、転勤で5時間以上かかるような場所に引っ越しすることに。手伝いに行った相談者と夫は、引っ越しで出たゴミを引き取って、実家まで持ち帰って焼却処分したという。

 「『それがもう大変だったんだ』って息子に、話のついでに言ったんです。そしたらそれに対して『何でそんなことを言うんだ』って、感謝の気持ちも言わず怒ったんですね」

 そんなこともあり、長男家族とはますます疎遠に。それでも年に一度、お正月くらいは帰ってきていたようだが……。

 「私たちはせっせとお料理を作り、お土産とかプレゼント、お年玉、布団の準備なんかして。まあ、来てくれるからと思っていたんですよ」

 この相談者、いろいろしてくれるのはいいが、いちいち恩着せがましいのだ。

 そんな態度に耐えかねたのか、長男夫婦からついに「今回はもう来ない」と宣言されてしまう。テンパった相談者は、嫁の実家に電話をして、なんで里帰りしないのかと問い詰めたようだ。

 「嫁からお正月のあいさつもそこそこに、すごい剣幕で『どうして私の実家に電話をしたんですか?』って怒って電話がかかってきたんですね」

 「夜も眠れないから、どうしても(理由を)聞きたかった」と答えた相談者に対し、嫁は依然ブチギレ。「尊敬も何もないのね」と聞くと、「アナタ(相談者)は尊敬していません。お義父さんは尊敬していますけど」と返してきたという。相談者もなかなか厄介そうだが、嫁は嫁で強い。


テレフォン人生相談 辛辣なアドバイス。ド直球で本当のことを言ってしまった イラスト/北村ヂン

イヤイヤ里帰りしても

 その後も「おばあちゃんが入院したから会いに来い」だの何だのと理由を付けて呼び出そうとするがリアクションはなし。ついには音信不通になってしまったという。

 「義母の具合が悪くなって葬式とかあった場合、どう対処したらいいものか。息子達の関係を考えて今、悩んでいます」

 お葬式どうこうじゃなくて、ただ単に長男や孫たちに会いたい、その口実として義母の入院や葬式(まだ亡くなってないが)を利用しているだけじゃないかと思うが……。

 「アナタの望みは何なの? 孫に会いたいの?」

 「お互いの顔を見て、幸せなひとときを過ごせたらっていう感じですね」

 「これは、アナタが幸せなひとときを過ごせたらっていうこと?

 「家族全員ですね」

 「だって来たくないんでしょ、向こうは?」

 今井先生、いきなり辛辣。ド直球で本当のことを言ってしまった。イヤイヤ里帰りしても「幸せなひととき」なんて過ごせるはずがない

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」