河野防衛相のエゴサから逃れるチャレンジがTwitterで流行 「河野太郎」を画像や暗号で表してもなぜか捕捉されてしまう(1/5 ページ)

どうやって探してるんだ……。

» 2019年10月10日 14時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 河野太郎防衛相はネットを積極的に活用しており、Twitterでは自分への意見や声援をマメに見つけては反応しています。フットワークが軽い。



河野太郎 河野太郎防衛相(公式サイトより)

 そのエゴサーチ能力があまりにも高いことが話題となり、近ごろはとうとう「本人に見つからずに『河野太郎』を表す」チャレンジが流行するまでの事態に。検索に引っ掛からないようにと、画像や暗号を駆使して表現するTwitter民と、なぜかそれを発見してしまう政治家の、謎の対決が日夜展開されています。


エゴサーチ

 シンプルな例では、挑戦者は縦読みや斜め読みで「河野太郎」を表現。これらはわずかな時間で本人に発見され、あえなく引用リツイートで「やめれ」とツッコまれました。このように、チャレンジは勝負というよりも、「『河野太郎』をひねった表現で書くと、本人が『やめれ』と返す」大喜利の様相に。アスキーアートで書いたら、「ヤメレ」もアスキーアートで返ってきたなどというケースも現れ、河野氏の対応力が次第に浮き彫りになっていきます。



 河野氏が「ヤメレ」とバンバン捕捉するうちに、モールス信号や文字コードなど、挑戦者の手法もどんどん複雑化。しまいには「作曲ソフトの譜面として書いた『河野太郎』」や「『河野』を回転すると『太郎』になる3Dモデル」など、アートの領域まで踏み込んでしまいました。ここまでしても発見されてしまうのだから、大臣半端ない。



 一連の挑戦から見えてくるのは、河野氏のエゴサに限らない「ネット上手」な面。それもそのはずで、当人は「9600bpsのモデムが100万円を切って、購入の稟議書が常務決裁でよくなったころから」のネットユーザーだと明かしています。河野氏は1986年に富士ゼロックスへ入社して1993年に日本端子へ移り、1996年に政界へ入った人物。民間にいた80年代後半〜90年代前半に当時の高速モデムを使っていたとみると、パソコン通信時代からのヘビーユーザーと考えられます。


 河野氏が筋金入りのネットユーザーだとしても、こうもトリッキーな「河野太郎」をどうやって探しているのかは気になるところ。「挑戦時に添えられた『これならバレないはず』などのキーワードを拾っている」「挑戦ツイートに付いた、本人の名前入りリプライからバレている」「もはや『エゴサ』でエゴサしているのでは」といった、さまざまな推測がされていますが、本人は「念力にキーワードは必要ない」などと、とぼけたコメントを残すのみです。



       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  6. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/21/news005.jpg 藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
  10. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」