バスの降車ボタンがカプセルトイになって発売 「押したくても押せなくて泣いてしまう子ども」を笑顔にと開発

子どもの頃に押したかったあのボタン。

» 2019年11月03日 15時30分 公開
[宮原れいねとらぼ]
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 押すと「とまります」のライトが光る、バスの降車ボタンのカプセルトイが2020年2月に発売されます。子どもから大人まで、みんな押したくなるボタンの“押し放題”が価格300円のガチャで実現できる……!



バス 降車ボタン ガチャ カプセルトイ トイズキャビン みんな大好きバスのボタンをガチャで……!

 見たことのある降車ボタンが高さ約55ミリのサイズで再現されており、ラインアップは「シルバー」「イエロー縦型」「ホワイト横型」「丸ボタン縦型」「丸ボタン横型」の全5種類。「お降りの方は このボタンを 押してください」と書かれたボタンと、ライトの点灯で浮かび上がる「とまります」が押したくなる心を刺激します。


バス 降車ボタン ガチャ カプセルトイ トイズキャビン これは押したくなる(※画像はシルバー)

バス 降車ボタン ガチャ カプセルトイ トイズキャビン 光った感じがまた良い……

 とは言え、かなりニッチな商品。どうして作ったのかトイズキャビンに企画経緯について伺うと、バス車内で「降車ボタンを押したがるお子様と、それを止める親御さんがいて、押したくても押せないことからお子様が泣き出してしまう」という場面をよく見かけたことから、「たった数百円で好きなだけバス降車ボタンを押せたら楽しいのではないか」と発案。子どもたちの笑顔が増えたら、と生み出されたとのことでした。


バス 降車ボタン ガチャ カプセルトイ トイズキャビン イエロー縦型

 Twitterでも「子どもがボタン押したい欲求をこれで防げそう」「涙目になる長男に」「子ども絶対これすき!」と反応がすでに寄せられており、親御さんにとっても助かるアイテムとなりそうです。ちなみに担当者さんも「私も子どものころは何故か妙にあのボタンを押したい欲求があった」と振り返っています。わかる……。


バス 降車ボタン ガチャ カプセルトイ トイズキャビン ホワイト横型

 開発にあたっては、カプセルに収めるためにサイズを小さくしつつ、可能な限り元に近いサイズを実現するため、本体の厚みを薄くしたそうです。そのため、中にスイッチとLEDを格納するのに設計段階で何度も修正したのだとか。またもう1つのこだわりが、点灯する上部の透明パーツ。実際のボタンと近しい印象にするため、まずクリアーパープルを塗装し、次に裏面から「とまります」の文字を印刷、最後にその上から裏面に艶消しを行うことで、LEDの光を拡散できるように工夫しているとのこと。


バス 降車ボタン ガチャ カプセルトイ トイズキャビン 丸ボタン縦型

 5種類あるボタンに関しては、「シルバー」を実際のボタンに一番近い印象にしているそうです。それをもとに、ボタンやボディの形状や色を変えることで、実際のバス降車ボタンにもある横型タイプなどを再現しています。

 「是非たくさんそろえて、いろんな場面で遊んでほしいです」と話す担当者さん。Twitterユーザーの中には、シンプルに「めっちゃ押したい!」という人から、車の中に付けたいという大人の声も少なくなく、アイデア次第でいろいろと遊べそうです。なお、光るだけでなく音も鳴ってほしいという声がありますが、今回の売れ行きによっては今後作られる……かもしれないのでチェックしましょう。


バス 降車ボタン ガチャ カプセルトイ トイズキャビン 丸ボタン横型



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