ポケモンGOのおかげでバトルの苦手な妹がガラル地方へ旅立てた―― ポケモンの思い出漫画にしみじみ

トキワの森の前で終わっていた妹の旅が、ガラル地方で再び。

» 2019年11月27日 07時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 ゲームで戦うのが怖くて、ポケモンを進められなかった妹の思い出を語る漫画が、Twitterで注目を集めています。作者は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』を手掛ける漫画家の廾之(@kyow_no)さん。双子の妹さんが、ゲームは苦手ながらもポケモンに親しんでいく様子から、あらためてその魅力が伝わってきます。


アイキャッチ 一度は挫折した妹さんが、思い立って「ソード・シールド」の「ガラル地方」へ旅立つまでに

 ほとんどゲームをやらない妹さんはRPGが苦手で、遊ぶのは「どうぶつの森」や「牧場物語」、パーティーゲームのみ。ゲーム好きのお兄さんと廾之さんが「赤・緑」を楽しむかたわらで、リカちゃん人形やゲームボーイの「たまごっち」で遊んでいたそうです。


1P

 それでもキャラクターとしてのポケモンは好きだったようで、ピカチュウがお気に入り。そこで廾之さんは、ゲームボーイの「ポケットモンスター ピカチュウ」を貸してあげました。同作にはピカチュウが主人公の後ろをついてくる仕掛けがあり、妹さんにぴったり。彼女はピカチュウのかわいさにすっかり夢中です。


2P

 しかし、子どもでも遊びやすいポケモンとはいえ、妹さんには「バトル」のハードルが高かったもよう。「トキワの森」が怖かったのもあり、冒険の序盤「トキワシティ」でずっと止まっていたのです。こうして彼女の冒険は、旅立つ前に終わってしまいました。


3P

 それから時は流れ2016年7月。Pokemon GO(ポケモンGO)が日本でスタートしたことで、妹さんのポケモンとの付き合い方は大きく変わりました。戦わなくともポケモンを集められる同作は、彼女にベストマッチだったのです。


4P

 以来、姉妹の会話にはポケモン関連のワードがしばしば上がるように。妹さんもポケモンGOについては、廾之さんよりやりこむ程になりました。好きな漫画家やイラストレーターがデザインに関わったこともあり、どんどんハマっていく妹さん。とうとう「ぶっちゃけ剣盾(ソード・シールド)気になってる」と、ポケモン本編への挑戦を口にするのでした。


5P

 トキワの森の前で、冒険を始める前に終わってしまった妹の、初めての旅がガラル地方で始まるらしい――廾之さんは感慨にふけりながら、「ポケモンが長く愛される理由が、なんとなく分かった気がしました」と漫画を締めくくっています。


6P

 「森は音楽が怖かったので、気持ちは分かる」と、妹さんに共感する人が多数。「フラッシュのわざを知らないまま暗いイワヤマトンネルに行って怖い思いをした」「シオンタウンもトラウマものだったし、ある意味トキワシティで止まってて良かったのかも」といった思い出話も盛り上がっています。


画像提供:廾之(@kyow_no)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2505/15/news035.jpg “1K8.5畳”の新居を一人暮らし男子が模様替え→1年後…… 「もうホテルやん笑」生まれ変わった空間に驚き「こんな部屋に住みたい」
  2. /nl/articles/2505/18/news010.jpg 日本人のママと米国人のパパが国際結婚→生まれた子どもは…… 290万再生の“まさかの現在”に「びっくりしました」「心温まる」【海外】
  3. /nl/articles/2505/17/news021.jpg 50年間放置して“ジャングル化”したおばあちゃんの家 → 掃除したら…… “木の中から現れたもの”が170万再生 「予想を超えた」「ブラボー」【海外】
  4. /nl/articles/2505/18/news015.jpg シャンプーした柴犬、乾かしたら“ふわふわ”ではなく…… 飼い主驚がくの姿に「今年1番笑った」「そうはならんやろ」と370万表示
  5. /nl/articles/2505/17/news018.jpg 白猫だと思っていた子猫→4年後…… 「ええええ」飼い主も驚いた“現在の姿”が472万再生「不思議ですね〜」
  6. /nl/articles/2505/16/news039.jpg 古いセーターは捨てないで! チョキっと切って縫うだけで…… 毎日使いたくなる“ぬくもり雑貨“が112万再生 「最高に素敵」【海外】
  7. /nl/articles/2505/18/news005.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」 所有者に“他のレア品”を聞いた
  8. /nl/articles/2505/18/news030.jpg 「アムロ専用ザクか……」 ガンダムが奪われた世界でアムロが乗る機体を“妄想したガンプラ”に反響 「すごく“ありそう”」
  9. /nl/articles/2505/15/news025.jpg のどかな釣り場に現れた“妙に風格のある”おばあちゃん→釣り上げた“とんでもないヤツ”に仰天「本当におばあか?」
  10. /nl/articles/2505/13/news129.jpg 「ちょっと意味わからん」 藝大卒業生が“色鉛筆1本”で絵を描く→たった10分で…… 衝撃の仕上がりが100万再生「わぁー!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 急性骨髄性白血病で闘病中だったVTuber、死去 「復帰を目指して闘病」 専門学校の講師としても活動
  2. 万博の“着物ショー”に天皇陛下だけ許される「装束」登場で物議…… 「深くお詫び」主催者謝罪
  3. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」 投稿者に話を聞いた
  4. 大人なら解けないと恥ずかしい? 「(1/8)−(1/8)」を計算せよ!【算数クイズ】
  5. 「女の子みたいな顔だね」と言われ続けた男の子、20歳になったら→「神がかってる」姿に驚がく 「人体の不思議」「オーラが凄い」
  6. 使わなくなったカラーボックス→“ずぼらシンママ”が簡単DIYしたら…… 天才的な仕上がりに「かしこーい!!」「これ作ってみよう」
  7. クリスマスに出会ったギャルとギャル男が21年後…… 誰も予想できない現在に「素直に凄い」「人に歴史あり」と称賛の声
  8. カルディ全店で販売の生ハムから「サルモネラ属菌」検出…… 「心よりお詫び」7万個自主回収
  9. マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「待ってました!」 人気作の登場に混乱の懸念も「すぐ売り切れそう」「初週ヤバいぞ」
  10. お隣さんから丸見えの土地→巨大ウッドフェンスを7日かけてDIYしたら…… 雰囲気ガラリで「すごい大作ですね」「ワクワクした」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
  2. 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
  3. 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
  4. 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
  5. 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
  6. 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
  7. パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
  8. 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
  9. 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
  10. 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」