東京23区の「家賃相場が最も安い駅」ランキング19年版 1位は5万円台 18年から顔ぶれ変わる

5万円台は1駅に減っていますが……。

» 2019年12月02日 16時11分 公開
[ねとらぼ]

 不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」(運営:リクルート住まいカンパニー)が12月2日、「東京23区の家賃相場が安い駅ランキング 2019年版」を発表しました。18年版から顔ぶれが大きく変わっています。

フォト 1位は大観覧車もある海辺の公園の駅
フォト 2019年版「東京23区内の家賃相場が安い駅ランキング」(ニュースリリースより)

 1位は「葛西臨海公園」(JR京葉線、江戸川区)で、5.90万円。18年版の2位からランクアップして1位になりました。続いて「京成金町」(京成金町線、葛飾区)と「金町」(JR常磐線、葛飾区)がそれぞれ6.00万円で同率2位になりました。

 18年版のトップは5.55万円だった「西高島平」(都営地下鉄三田線、板橋区)でしたが、19年版では6.90万円に上昇し、ランク外の45位でした。suumoによると、「19年に入り、新築の物件が急激に増えた影響が考えられる」とのことです。18年版では5万円台が3駅(「西高島平」「葛西臨海公園」「北綾瀬」)ありましたが、19年版では「葛西臨海公園」のみになりました。

 また、昨年のランキングで目立ったのは足立区でしたが、19年版では葛飾区から多くラインクインしています。同率2位の「京成金町」「金町」は18年からそれぞれ2ランクアップ。6位の「京成立石」(京成押上線、6.30万円)と13位の「亀有」(JR常磐線、6.40万円)は、18年版ではランク外でした。「単身者が手ごろに借りられる街としては、今年の注目は葛飾区のようだ」としています。

 調査は東京23区内の駅について、「駅徒歩15分以内、10上〜40平方メートル未満、ワンルーム・1K・1DK」の物件を対象に、19年5〜7月分のデータを抽出してまとめたものです。

フォト 2018年版のランキング(ニュースリリースより)

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