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» 2019年12月12日 19時30分 公開

アップロードできねえ…… 古いネット事情描く漫画「ホームページ作ってみたかった話」がひたすら懐かしい

公開する目的はさておいて、とりあえず作りたくなる気持ち、分かるわあ。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 初めて触れたPCで“ネットサーフィン”を楽しむうちに、自分でも“ホームページ”を作りたくなった――。ふた昔ほど前のネット事情が思い出される実話漫画、「ホームページ作ってみたかった話」がTwitterで好評です。



アイキャッチ 当時中学生だった作者には、サイト制作はまだしもサーバーに上げるのが難しかったようで……

 作者のワンコロもちべヱ(@WANKOnin)さんが中学生のとき、家族共用のPCが家にやって来ました。彼女はいろいろなページを見ているうちに自分でも作ってみたくなり、お年玉でペンタブとページ作成ソフトを購入するほどネットにハマります。


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 ほかの家族が使っていない間にコツコツ進めた作業が実り、作者のページはめでたく完成しました。ところが、ここで難儀な問題が発生。不慣れな彼女にはアップロードが難しく、ネットへの公開まではできなかったのです。


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 それでも作者は「まあ、アップロードできなくてもいいかあ?」と、謎のポジティブ思考を発揮。公開できないページをオフラインでいじり続け、毎日更新します。そんなある日、彼女のお兄さんは、妹が何をしているのか聞いてがく然とすることに。「誰ともつながらないページ」を熱心に作っていると知って、「WWW(ワールドワイドウェブ)!!」と叫びながら崩れ落ちるのでした。お兄さんもユニークですね!


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 妹の行動に不毛さを感じたお兄さんは、「お前はその世界中とつながれる箱を使って、ただ紙の日記を書き続けているのと同じ」「つながれよ」「意味がなさすぎる……」「なぜ平気なのか」とヒートアップ。息を切らしながら「存在することが耐えられない」「パソコンがかわいそう」とまで言われ、作者は「そんなに私のやってること悲しいの」と、ぽつりとつぶやくのでした。


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 漫画は「兄弟そろって面白い」「『WWW!!』で吹いた」と好評。「単に『作りたい』って気持ちは分かる」「『ホームページを作りたい!』であって、『アップロードしたい』『みんなに見て欲しい』ではないんですよね」「フォロワーゼロなのに数百ツイートした自分としては親近感が持てる」など、共感の声もみられます。

 ちなみに、その後ホームページがどうなったのかは、後日に公開された続編で明かされました。アップロードを手伝ってくれたお兄さんのいたずらにより、一時は「忍者大好きのホ〜ムペ〜ジ」という原型を完全に無視した形になりながらも、無事公開されたそうです。前編と話が違いすぎる。


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2-2 marqueeタグで左右に流れる文字とか、ページの構成がまた懐かしい

2-3 妹をからかうために(?)全力でダミーページを作った、お茶目すぎるお兄さん

2-4 「文字反転したら見える隠しページ(リンク)」も懐かしいですね

 なお、当時は忍者にまるで興味がなく、お兄さんに怒っていたワンコロもちべヱさんですが、ふとしたことから忍者が大好きな人たちと仲良しに。現在は「ともだちに忍者が多い人のブログ」まで立ち上げているあたり、謎の因果を感じます。

作品提供:ワンコロもちべヱ(@WANKOnin)さん


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