「モトカレマニア」その恋愛は「恋」か「執着」か? 最終話直前、3組のカップルの“3歩進んで2歩下がる”関係を振り返る(1/2 ページ)
「マコチ、マコチ」言ってたユリカが、最終回直前「恋じゃなかったかも」って。
12月5日に放送された「モトカレマニア」(フジテレビ系)第8話でクローズアップされたのは「執着」の2文字である。
“匂わせ”が得意技の矢田亜希子登場
2人のこれからのことを真剣に考えよう――“マコチ”こと福盛真(高良健吾)から言われた難波ユリカ(新木優子)は、いきなり将来を意識して尽くし始めるのは重いのではないかと感じつつ、このチャンスを逃せばマコチを失うことになると考え、勝負をかけることにした。
マコチは、別れた夫と住んでいた家を売りたいという草木染め作家・蓮沼桃香(矢田亜希子)を担当することに。サプライズでユリカにプレゼントする草木染めを教えてもらうことを目的に、桃香の個展を手伝わせてほしいとマコチは申し出た。
一方、桃香のInstagramをチェックしたユリカは、マコチの後ろ姿が写る“匂わせ”画像を発見。桃香の元に入り浸るマコチに不安を覚え、桃香の個展会場を訪れると、寄り添い合う2人の姿を目撃してしまった。たまらず、踵を返してユリカはその場を後にする。
帰宅したマコチに、ユリカは「マコチへの想いは恋ではなかったのかも」「自分の気持ちが信じられない」と告げた。そして「頭を冷やしてくる」と外に出たユリカは山下章生(浜野謙太)と遭遇。山下の姿を見たユリカは「何で、こういうとき来てくれるのは山下さんなのか」と泣き崩れた。
一方、桃香は「ばかだなあ」とつぶやきながら自分の行動を振り返っていた。彼女はユリカに見せつけるために”匂わせ”をしていたのではない。全て、別れた元夫を意識しての”匂わせ”だった。
昔の恋人を想う感情は、恋ではなく執着?
今回、マコチに対してユリカはこんなことを言った。
「私がもう1度マコチと付き合いたいと思ったのは恋じゃなくて、手に入らなかった過去に執着してるだけなのかも」
第8話のテーマは恋と執着。「モトカレマニア」というタイトルのドラマなのに元も子もないが、昔の恋人を想い続ける感情は「恋」じゃなくて「執着」のケースが多い。このドラマでは3組の男女がくっついたり離れたりを繰り返している。果たして各カップルが抱える感情は恋なのか執着なのか、掘り下げていきたいと思う。
まずは、山下と来栖むぎ(田中みな実)だ。北海道に戻ってラジオの仕事を続けるか、東京に残って山下との結婚を選ぶか、むぎは岐路に立たされた。結果、「東京に戻れと言って!」というむぎの言葉を制した山下が、むぎのキャリアを尊重する形で別れを切り出した。むぎが北海道へ発った後、両者は同じように泣きじゃくった。
山下とむぎの仲をギクシャクさせたのは、山下の同僚の加賀千鶴(趣里)。彼女は出世の見込みが強い山下に打算でロックオンするも、次第に山下に本気になった。だからこそ、山下を心配する。
「むぎさんが好きなんでしょ? 山下さんが本当に失ったら辛い人は誰ですか?」
その問いに無言になる山下。2人とも泣くほど相手が好きならば、遠距離恋愛でも何でもすればいいのに。思わず、そうお勧めしたくなった。山下とむぎは、明らかに執着ではない。
たいやきで執着から解き放とうとする関口メンディー
「たぶん、(妻は)気付いてる。(さくらと)会ってること。うちに田端の小説が置いてあった。待っててほしい。絶対に幸せにするから」(和真)
さくらに強く約束する駒込和真(淵上泰史)の薬指には、いつも指輪の跡が残っている。白々しいのだ。常に外しているのではなく、さくらと会うときだけ指輪を取っていることが跡でバレバレだから。
なのに、さくらは開き直った。
むぎ「はっきりさせたほうがいいです。離婚してもらうのか、もう終わりにするか」
さくら「それ、選ばなきゃ駄目? 忘れられないのは私の勝手だし。別に、これからを望んでるわけじゃ……」
さくらは、うまくいかなかった過去の恋愛に執着している。「待っていてほしい」という和真の言葉が信頼に足らないとわかっているのに。
そんなさくらの前へ新たに現れた白井忠文(関口メンディー)の存在にはなごむ。変な駆け引きをしないタイプだから言葉を裏読みする必要がないし、一緒にいて楽しい。さくらとデートしているとき、さくらの携帯に和真から着信が来た。不毛な呼び掛けに引っ張られそうなさくらに気付き、「たいやき食べに行きましょう!」と白井がさくらの手を引っ張り返した場面は素敵だった。時間はかかるかもしれないが、彼がさくらを執着から解き放つのかもしれない。
関連記事
- 「モトカレマニア」3話、マコチ(高良健吾)「付き合うとは言ってない!」に大ブーイング バチェラー友永の仕打ちがよぎる
作者・瀧波ユカリも怒りのツイート! - 新木優子「モトカレマニア」4話、クズでしかなくなったマコチ(高良健吾)衝撃の堕ちっぷりを検証する
「クズじゃないですか」「違うの!」元カレをかばうモトカレマニアたち。 - 「モトカレマニア」田中みな実本人でしかない怒り爆発! ユリカ(新木優子)とマコチ(高良健吾)立場逆転の5話
むぎ(田中みな実)「どれだけ仕事で誤解されてても、彼だけはわかってくれてると思ってた」。 - 「モトカレマニア」6話、都合のいい展開にツッコませてください! マコチ(高良健吾)のキャラが定まらない問題はいよいよ深刻に
ユリカの元カレ・翔とはなんだったのか……。 - 「モトカレマニア」7話 パーティーを修羅の空間に変えてしまった田中みな実の熱演! 本人が本人を演じているようで息を呑む
前回モトサヤ成立の3組が、はやくもみんな別れそう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「言葉が出ない」 TDL「スペース・マウンテン」現在の状態は…… 変わり果てた“衝撃的な姿”が423万表示
-
「やりすぎだろ」 M-1王者が通販サイトでの「非公式グッズ」販売に抗議…… 運営謝罪「申し訳ございませんでした」
-
藤本美貴、“豪華なクリスマス夕食”公開 2枚目には夫・品川庄司の“激変した姿”も……「一瞬びっくりした」
-
パパに娘を任せて風呂から先に出たママ、ふと浴室を振り返ると…… 衝撃展開が400万表示「ホラーすぎ!」「うちの子も……」
-
ホロライブ・鷹嶺ルイ、クリスマスイブに“悲しすぎる理由”で配信を終了し泣く 「そんなことある?」「悲しいエンディングでしたね…」
-
生え際が後退し、数年髪を切ってない男性を理容師がカットしたら…… 驚がくの大変身が1400万再生「彼の人生まで変えちゃった」「すごすぎて涙出た」【米】
-
辻希美の長女・希空、“完成度高いクリスマスケーキ”披露 杉浦家6人そろった“豪華すぎる料理”にも反響
-
【編み物】淡い色の毛糸を時間をかけてひたすら編むと 芸術品のような仕上がりに脱帽「美しすぎる」
-
“27歳差夫妻”、妻の母親に妊娠報告したら……涙を浮かべて まさかの「パパと同い年のおばあちゃん!」が誕生
-
毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
- 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
- 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
- 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
- “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
- 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
- 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
- トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
- “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」