ニュース
» 2019年12月13日 11時13分 公開

「ドラクエV」小説版原作者が映画「ユア・ストーリー」製作委員会を刑事告訴 詐欺や不正競争防止法違反などで

主人公「リュカ」の名前を無断で転用されたと以前から主張していました。【追記】

[ねとらぼ]

 映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」で、主人公のキャラクター名「リュカ」を無断使用されたとして、「小説ドラゴンクエストV」作者の久美沙織さんは12月13日、映画の製作委員会などを詐欺や不正競争防止法違反、著作権法違反などの疑いで刑事告訴したと発表しました。



 久美さんは1994年に発行された「小説ドラゴンクエストV」の作者。小説版の主人公「リュカ(リュケイロム・エル・ケル・グランバニア)」の名前が、映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」内で、無断で改変され使用されていた(映画版の主人公は「リュカ/リュカ・エル・ケル・グランバニア」)として、以前から名誉毀損などで製作委員会と争っていました。


ユアストーリー 刑事告訴 「小説 ドラゴンクエスト5〈1〉(エニックス文庫)」(Amazon.co.jpより)

 久美さんによると、少なくとも「リュカ」の単語はノベライズ版だけで487カ所に渡って使用されており、さらに映画の宣伝でも「主人公の名前は小説版のリュカ」といった告知が行われていたとのこと。さらに「主人公が『リュカ』なので小説版が下敷きと混同して実際に見に行った」と発信していた人が、少なくとも4人はいたとしています。「もはや、連絡ミスや行き違い等の過失ではなく、ファンのみなさまを混同させて集客しようとする明確な【故意】が当初からあって、『リュカ』および『リュケイロム・エル・ケル・グランバニア』を【故意】をもって無断で利用・使用なさったのだ、それがいけないことだとはお考えでないのだ、と判断せざるを得なくなりました」(発表文より)。

 容疑は詐欺または背任または業務上横領、不正競争防止法違反、著作権法違反で、告訴状は12月5日付(6日配達)で、東京地方検察庁および警視庁に提出したとのこと。「リュカ」という名称の著作物性が大きな焦点となっている同案件ですが、「詐欺または背任または業務上横領、不正競争防止法違反については、焦点となる表現物の著作物性が認められなくても該当すると考えております」と久美さんは語っています。


12月13日13時45分追記

 配給の東宝に確認したところ、今回の久美さんの発表について現時点ではまったく把握しておらず、書面なども届いていないため、刑事告訴の有無なども含めて回答は控えたいとのことでした。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. Excel上で「ドラクエ3」を再現した勇者に「最大の変態」「控えめに言って天才」と称賛 一体どうやって?
  3. 「降板を言い渡されて……」 小林麻耶、「グッとラック!」でのいじめを“笑顔”で主張 事務所とも突然の契約終了
  4. オンラインクレーンゲーム「トレバ」、景品獲得されそうになると“スタッフが裏操作”していたと発覚 被害者と運営会社を取材
  5. 加藤紗里、カフェ店員の前でパンケーキをたたきつぶす 衝撃動画に「これは笑えない」「何がしたいのか分からない」
  6. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  7. 「落選が内定」と開き直る金爆に「不甲斐ない」とAKB、謝罪する演歌歌手も 紅白出場逃した歌手の嘆き
  8. タイツメーカーのアツギ、「タイツの日」PRイラストで炎上 絵師25人以上とコラボ 「性的搾取」など関連ワードがTwitterトレンド席巻
  9. 「とうとうその日が来た」 AKB48、紅白落選で衝撃 メンバーは“言い訳のできない現実”を受け止める
  10. Koki,&cocomi、若かりし父・木村拓哉とのラブラブショットで48歳バースデーを祝福 「いつまでもカッコイイ父上でいてください」