スマホの「夜間モード」は安眠に逆効果かも? 「夜はブルーライトを浴びるほうが適切」英大学が発表
体内時計は夕方に寒色系の自然光を浴びることで眠るべき時期を判断するため、夜間モードで寒色系の光を抑えると不自然なことになるとしています。
» 2019年12月26日 17時00分 公開
[沓澤真二,ITmedia]
近ごろのスマホやPCに採用されている「夜間モード」が、「逆に睡眠を妨げるかもしれない」とする研究結果を、英マンチェスター大学が発表しました。えーっ……。
夜間モードは、「ダークモード」や「ナイトモード」といった名で各種OSやアプリに搭載されている、画面の色調を暗くする機能。人の睡眠パターンを乱すといわれるブルーライトを抑えるなど、安眠効果が期待されてきました。
ところが同学の研究者は、「ブルーライトは当初考えられていたほどに睡眠パターンを破壊しないかもしれない」とコメント。人間の体内時計は夕方に寒色系の光を感じることで眠るべき時期を判断するため、夜間にブルーライトを抑制すると、かえって不自然な状態になってしまうというのです。
マウスによる実験でも、暖色系の照明を用いるよりも、寒色系の光を当てたケースのほうが、体内時計への影響が少なかったとのこと。研究者は「私たちの調査結果は、日中は明るく温かい照明を使用し、夕方は薄暗く涼しい照明を使うほうが健康に良いことを示唆しています」と述べています。
この研究が正しいとすれば、夜間モードにあまり意味はないことになってしまいますが、かといって夜は普通にスマホを見るとまぶしいのも事実で、悩ましいところ。もっとも、「ぐっすり眠りたいなら寝床にスマホを持ち込むな」と言われたらぐうの音も出ないのですけれども。
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