2020年に登場する「注目の新型車」まとめ 本気のスポーツ仕様「ヤリス GR-4」、ついに上陸する「Honda e」など

ヤリス GR-4、超楽しみ!

» 2020年01月02日 14時00分 公開
[志田原真俊ねとらぼ]

 話題の新型車が続々登場した2019年。17年ぶりに復活した「スープラ」、流麗なボディに生まれ変わった「MAZDA3」、“アルヴェル”を超えるVIP向け高級ミニバンになりそうな「グランエース」など、たくさんの新しいクルマが登場しました。

 そして、約80年ぶりとなる「東京オリンピック」が開催される今年はどんなクルマが登場するのでしょうか。2020年に発表・発売予定の注目車種を今のうちにチェックしておきましょう。

クルマ好きは「ヤリス GR-4」に注目!

2020年 注目車種 新型 ヤリス GR-4

 トヨタ自動車は、20年以上続いたコンパクトカーの代表車種「ヴィッツ」をフルモデルチェンジし、新型は海外名の「ヤリス」に統一します。そして注目は「ほとんど別物」「ガチのラリーカーじゃねえか!」と話題のGRチューン版「ヤリス GR-4」です。スープラの時を思い出す“例のGR柄”で覆われた試作車の姿が公開されていますが、純正状態とは思えない大きなフェンダーを装着したマッチョなスタイル、土煙を巻き上げて走る姿は否が応にも期待が高まります。1月に開催される「東京オートサロン2020」で正式発表される予定です。

コンパクトカー戦争再び、「ヤリス」vs「フィット」

2020年 注目車種 新型 新型「フィット」

 そして、ヤリス(ヴィッツ)のフルモデルチェンジとほぼ同時に、かつてしのぎを削ったライバル車種、ホンダの「フィット」もフルモデルチェンジ。最近のクルマとしては珍しい“イカつくない優しい顔”で親しみをもたせ、ライフスタイルに合わせた5種類のバリエーションで幅広い層にアピールする気合いの入れよう。年明けの東京オートサロンではスポーティーなエアロパーツを装着した「Modulo X」も登場しますが、元はカワイイ系の新型フィット、どんな風に変身するのでしょう。

軽スポーツも熱い! 「コペン GR SPORT」vs「新型S660」

2020年 注目車種 新型 コペン GR SPORT 【関連記事

 ダイハツの軽オープンスポーツカー「コペン」をベースに、トヨタの「GR」によるカスタムが加えられた「コペン GR SPORT」が2019年10月に発売されました。もちろん「S660」を販売するホンダも黙ってはいられません。東京オートサロンで新型S660を初公開します。今回はマイナーチェンジですが、登場から5年、初のビッグマイナーチェンジと予想されているだけに、見た目も中身も“隠し玉”に期待したくなるところです。

国産EV続々、「Honda e」と「MX-30」

2020年 注目車種 新型 Honda e 【関連記事
2020年 注目車種 新型 MX-30

 EV普及という未来もじわじわと近付いてきています。個人向けの普通車のEVとなると、国産では「リーフ」が長いこと先行してきましたが、2020年には「Honda e」が日本でも発売され、マツダも「MX-30」を導入予定。量産EV元年、市販EV元年とでもいうような、変化の大きい年になりそうです。

海外メーカーのぶっ飛びEVにも注目! 「タイカン」「エヴァイヤ」

2020年 注目車種 新型 ポルシェ・タイカン
2020年 注目車種 新型 ロータス・エヴァイヤ

 クリーンな移動手段としてのEVだけでなく、電動モーターのトルクを余すことなく使ったスーパーEVにも注目。有名スポーツカーメーカーの初EVが2020年に納車開始されます。ポルシェの「タイカン」とロータスの「エヴァイヤ」です。EVなのに“ターボ”というグレード名でも注目されたタイカンは、ニュルブルクリンク北コースで7分42秒というタイムを出した本格派。エヴァイヤは4モーターで2000馬力、価格は2億円以上という電動ハイパーカーです。

本物のクルマじゃないけど「ランボ V12ビジョングランツーリスモ」もすごい!

2020年 注目車種 新型 ランボ V12ビジョングランツーリスモ

 最後に、実車の製作予定はありませんが、2020年に登場するランボルギーニの“新車”「ランボ V12ビジョングランツーリスモ」も少しだけご紹介。これはプレイステーション4用レースゲーム「グランツーリスモSPORT」のためだけにランボルギーニがデザインしたという、ミニ四駆のような超絶デザインのクルマ。2020年春からゲーム内で乗れるようになります。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  2. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  3. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  4. そうはならんやろ “0円の画材”と“4万円の画材”、それぞれでジョーカーを描いてみた結果に驚き【海外】
  5. 「秒速で1億円稼ぐ男」与沢翼、ドバイの大豪邸を“10億超”で売却 1000平米超の全ぼうに「こんな豪邸住んでみたい」「5億円も貰えるとかすげえ」
  6. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  7. 「これは早死にルート」 マクドナルドが提案する“休日の過ごし方”にツッコミ殺到 狂気のスケジュールに「過酷すぎ」「どうかしてる」
  8. 台風の日、祖母宅に「食べるものがない」と聞いた孫が食料を届けに行くと……? まさかの光景に「ホント良い子や」「エエッ!?」
  9. 売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪
  10. マクドナルド、兎田ぺこらとのコラボ匂わせ→斜め上の解釈で生まれた“架空のキャラ”に爆笑 「それにしか見えないw」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」