吉野家「ねぎだく牛丼」が全国で復活 築地店の閉店から約1年ぶり
1号店の伝統の食べ方を全国で販売開始します。
» 2020年01月07日 17時21分 公開
[関口雄太,ねとらぼ]
吉野家は新メニュー「ねぎだく牛丼」を発表しました。吉野家築地店だけで提供していた「ねぎだく」が、1月8日(水)11時より全国の吉野家店舗にて復活します。
「ねぎだく牛丼」は、吉野家築地店の独自の食べ方を復活させたもの。92年間の営業を経て、2018年10月6日に幕を閉じた同店舗では、特殊注文「ねぎだく」が親しまれていました。牛丼の肉の量を変えず、玉ねぎを多く盛り付けるスタイルは築地店とお客さんが追求した末にたどり着いた「牛丼のうまい食べ方」です。
「ねぎだく牛丼」のサイズは小盛から超特盛までの6種類。並盛では、玉ねぎの量が「牛丼並盛」の4倍で、牛肉と玉ねぎの割合は1:2となっています。サイズによっては玉ねぎが丼に乗り切らないので、別鉢で提供するほどのボリュームです。玉ねぎ特有の甘味や食感、牛肉との相性の良さを楽しむことができます。
ちなみに「ねぎだく」とは、築地店が発祥のメニュー表には記載されない特殊注文。常連客が自分の好みにあわせた牛丼を食べるために特殊注文を生み出し、店舗がその内容に応じた牛丼を提供していたとされています。特殊注文は「ねぎだく」のほかに「つゆだく」や「つゆぬき」など、多様な注文名があったようです。なお「ねぎだく牛丼」の全国販売に伴い、特殊注文として対応していた「ねぎだく」サービスは終了するとのこと。
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牛丼の並盛は10月1日以降も税込350円のまま。
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