ゼクシィ保険ショップ、「スタッフ全員FP資格持ち」と広告掲載するも実際には資格のないスタッフが接客して謝罪

本件による保険契約の有効性への影響はないとのこと。

» 2020年01月19日 17時00分 公開
[Kikkaねとらぼ]

リクルートは、運営している「ゼクシィ保険ショップ資格」について、公式サイトや広告紙面上で「ゼクシィ保険ショップのスタッフは、全員ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持つお金のプロ」と表記していたものの、実際には資格を持っていないスタッフが含まれていたことが判明したとして、謝罪しました。なお本件による保険契約の有効性への影響はないとのこと。


リクルート ゼクシィ 「ゼクシィ保険ショップ」公式サイト(公式サイトより)

 発表によると、問題のあった期間は2018年2月19日から2020年1月16日までで、本来、接客対応をするスタッフについてはFP資格保有者だけが担当すべきだったところ、管理が徹底できていなかったことが原因で、FP資格を持たないスタッフが担当してしまっていたと言います。

 商品を案内するスタッフは全員、保険募集業務に必要な「生命保険募集人(一般過程)」の資格は保有しており、登録も完了しているものの、FP資格のないスタッフが対応中の顧客には、担当者変更の要望の有無をリクルートから確認するとしています。

 こうした状況を招いたことについて同社は、「2020年1月16日 14時時点で該当サイトの修正・その他販促物の配布取りやめを決定しております」と発表したうえで、「お客様にお伝えしていた情報と異なる状況で営業活動を実施してしまっていた事実を非常に重く受け止めており、深くお詫び申し上げます」と陳謝。


リクルート ゼクシィ 「ゼクシィ保険ショップ」による発表(公式サイトより)

 今後については、「お客様にお約束したサービスレベルと現場のオペレーションに齟齬(そご)のないよう、モニタリングと判断をする場、そしてその責任者を設置致します」「改めてご迷惑をおかけしましたお客様に深くお詫び申し上げますと共に、信頼回復にむけ、再発防止に努めてまいります」と締めくくっています。

(Kikka)

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