初めて訪れた「アメリカ」は本当の意味で“異世界”だった 不思議な読了感を味わえる漫画が話題に(1/2 ページ)
記憶なんてただの記録。
あなたが訪れたことのない国や地域は、ある意味あなたにとっての「異世界」と呼べるのかもしれません。その場所に関する情報が本当に正しいかどうかは、自分の目で確かめるほかないでしょう。
当たり前に信じていた“常識”が全て嘘だったとしたら……。そんな不思議な感覚を呼び起こす、なんとも説明し難い奇妙な漫画が話題となっています。
友人の「アメリカに行ってきたがよくわからない場所だった。お前はアメリカに向いていると思うから行ってみてほしい」という言葉を受け、アメリカへの旅に向かった主人公。彼を待ち受けていたのは、日本の常識はおろか「生物として当たり前のこと」さえねじ曲がる、我々のイメージとは全く異なる「アメリカとアメリカ人」でした。
アメリカ人には「日本人には世話を焼くもの」という共通認識があるらしく、日本人と見ればすぐに「自分にできることはないか、困ったことはないか」と声を掛け、おせっかいなほど親切に接してきます。下心があるようにも見えません。
彼らの生活はただ起きて寝るだけで、食事すらほとんど必要ないとのこと。ほかにもアメリカでは全てのものに対する無料化が進んでおり、お金を使える場所はお土産の「壺」のお店ぐらい。あらゆる欲望が洗い落とされたかのような街並みは、日本人が常識として認識している「アメリカ」から掛け離れています。
事件が起こったのは、翌日に帰国を控えた夕方でした。宿泊していたホテルの近くで爆破テロが起きたのです。その現場にて、主人公は謎の男から「アメリカンドリーム」の意味を教えられます。
かつては金銭的成功や社会的地位の獲得を表した「アメリカンドリーム」でしたが、現在は全く逆の言葉に。金や名誉、成功や失敗という価値観から解放された現在のアメリカ人の姿こそ、新たな夢の形、すなわち「ネオアメリカンドリーム」だというのです。
旅先で出会ったアメリカ人たちは献身的で、他者と争うことなく助け合う共同体は、確かに理想と呼べるかもしれません。ですが彼らは「どのようにして」現在の社会を手にしたのでしょうか。その答えは帰国直前の空港でようやく判明します。
アメリカ人は皆「アメリカには真実しかない」と口にします。それはすなわち、国民があらゆる情報や感情を共有し、「個」ではなく「全」として生きること。先日のテロでいくつかの「個」は失われましたが、彼らの記憶は国民全員に共有されています。アメリカにはウソや偽り、そして死すらも存在しないのです。
彼らの姿は本当に人類のあるべき姿なのか……考えはまとまりません。何はともあれ、日本の自宅へ帰った主人公は「帰ってこれてよかったよなー」と、しみじみ思うのでした。
ほか、作中に登場する「アメリカ土産の壺」に関する後日譚も公開されていますので、併せてお読み下さい。ますますわからなくなる、アメリカとは一体……。
作者は漫画家のビュー(@byuooo)さん。LINEマンガにて『働きたくないから人間やめます』を公開中。またAmazonにて、この作品含む4つの短編が収録されている『長い滞在 不可思議マンガ短編集1』が発売中です。
友人に勧められてアメリカに行ったらこの世の真実を知ってしまったレポ
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