オチは必ず「猫は何ひとつ悪くない」 原稿を台無しにされた作家と罪の無い猫ちゃんの漫画に心がほんわか

猫ちゃん、愛されている。

» 2020年01月31日 08時00分 公開
[k村ねとらぼ]
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 漫画家の藤生(@_fujio)さんが、「絵本作家の先生に聞いた猫とのお話」を描いた漫画を投稿し、「分かります」「とてもほっこりする」と話題になっています。「猫は何ひとつ悪くない」というオチがすてき……!




ALT イラストの上でピピピピッとしちゃう猫ちゃん。あららら……

 ある絵本作家の先生から、猫とのお話を聞いた藤生さん。その絵本作家の方は、手描きで3枚のイラストを描き進めていました。すでに完成した2枚のイラストを目の前に立てかけ、3枚目の進行途中で仮眠をとった作家さん。するとそこに、愛猫ちゃんがやってきます。


ALT 作業部屋に猫ちゃんが登場

 作家さんが推測するに、お部屋の中にやってきた猫ちゃんはまず机の上のパレットに飛び乗り、絵の具が肉球についたまま、描きかけの絵の上を歩いてしまいます。これだけでも作家さんにとっては災難ですが……。


ALT イラストが肉球でまみれてしまう

 「きっと手についた絵の具がイヤだったんでしょうね……」と振り返る作家さん。猫ちゃんは描きかけの絵の上で、絵の具のついた前・後ろ足をピピピピッと振り払ってしまったのです。うわああ、立てかけておいた完成済みのイラストまでも……!

 作家さんが仮眠から目を覚ますと、そこには絵の具で台無しになった3枚のイラストと、絵の具まみれの猫ちゃんが。「目を覚ますと地獄でした」というせりふに作家さんの驚きと絶望が込められています。


ALT 「僕が全部悪いんですよ 当たり前ですけど」という作家さん

 手描きイラストを3枚もだめにされてしまった作家さんですが、一切猫ちゃんのせいにしないのがすてきなところ。「原稿を出しっ放しにしてパレットもそのまま置いといた僕が全部悪いんですよ 当たり前ですけど」「絵の具落ちにくいし 気持ち悪かったろうし 猫に悪いことしました」と、猫ちゃんに対して謝罪の気持ちを語ります。猫ちゃん、なんて愛されているのでしょう……! 

 漫画を描いた藤生さんも、「誰にお話を聞いてもオチが必ず“猫は何ひとつ悪くない”なのが本当に好き」と締めくくっています。PC作業や勉強、今回のような原稿作業などを猫ちゃんが邪魔しにくるのはもはや様式美。どんなに邪魔をされても猫を責めないのは、猫ちゃんたちがとっても愛されている証拠ですね。

 投稿には、全国の猫と暮らす人からの“邪魔されたエピソード”の他、「昔下僕だったので分かります」「猫好きにはたまらない話です」などのコメントが集まっています。

 藤生(@_fujio)さんが描く、女×女恋愛のショートエッセイ『parlor』はebookjapanにて無料連載中。コミックエッセイ『えりちゃんちはふつう』はAmazon他全国の書店で販売されています。

ちゅ〜る


ALT 一時的に猫を預かっていた藤生さん、ちゅ〜るをあげると思わぬ反応が……

画像提供:藤生@_fujioさん



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