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» 2020年01月31日 17時49分 公開

「ヒルナンデス!」ハンドメイド企画が物議 番組中で紹介されたウッドレジン作成方法に危険性を指摘する声

多数のハンドメイド作家から批判が寄せられていました。

[ねとらぼ]

 情報番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ)のハンドメイド企画で紹介されたウッドレジンの作成方法について、危険性を指摘する声が多くのハンドメイド作家から上がっています。

 問題とされているのは1月29日に放送された内容で、出演者がレジン(樹脂)と木材を組みあわせたウッドレジン作品を作るというもの。番組中では紫外線を照射すると固まるUVレジン液を使用していました。

ウッドレジン作品の例(Google画像検索より)

 これに対してTwitterでは、木材にしみこんだUVレジン液には紫外線が当たらず硬化しないため、漏れ出してきた場合にレジンアレルギーを引き起こす可能性があるとの指摘が寄せられました。このためウッドレジン作成は2液混合レジンを使用するか、UVレジンを使う場合はレジン液が木材にしみこまないよう処理を行うといったことが必要だとハンドメイド作家が注意を促すツイートを投稿しています。また、番組では箸を作成していましたが、食事に使うものにレジンを使用するのは避けるべきとの声も見られました。

 編集部が日本テレビ広報部に「製作にあたって、木材にレジンがしみこまないような加工を行うなどの安全対策はとっていたか」「指摘を受けた点について、番組Webサイトや番組内でなんらかの告知をするか」と問い合わせたところ、「ホームページに記載しておりますのでご確認ください」との回答が得られました。記事執筆時点で、番組公式サイトの水曜日の放送内容ページには「番組で紹介した箸は安全に留意して製作したものです。また、完成前に食用ニスで全体をコーティングしています」と記載されています。

番組ページの記載

 また番組に講師として出演した作家は放送後、普段は2液式レジンを使っているものの、番組の都合上UVレジンを使用したこと、製作の際にはさまざまな工夫をし、仕上げに食品衛生法適合のニスを厚く塗ったことを自身のSNSで報告。番組では一部しか放送されていないので誤解が生じることもあるかもしれないと述べています。

 しかし放送内でそのような説明がなされていなかったことや、コーティングの漏れや劣化の可能性について批判が続いています。

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